■ストーリー
舞台は1951年朝鮮戦争下の最大規模の巨済島捕虜収容所。新しく赴任してきた所長は収容所の対外的イメージアップのため、戦争捕虜でダンスチームを結成するプロジェクトを計画する。
収容所1番のトラブルメイカーで朝鮮人民軍のロ・ギス、4か国語をあやつる満州出身の無許可通訳者ヤン・パンネ、いなくなった妻を捜す朝鮮民間人捕虜のカン・ビョンサム、ダンスの実力を持つものの栄養失調の中国人捕虜シャオパン、そして彼らのリーダーとなる、前職ブロードウェイタップダンサーの黒人下士官ジャクソンまで、紆余曲折の末に集まった彼らの名は“スウィング・キッズ”。それぞれの事情でダンスをすることになった彼らに公演の話が舞い込むが、国籍や身分の異なる寄せ集めダンスチームの前途はいかに――。
■カン・ヒョンチョル監督による待望の新作に米韓のトップアーティストが共演!
本作は、本国のみならず日本でも全国の映画館を涙の海に沈めた『サニー 永遠の仲間たち』のカン・ヒョンチョル監督による7年ぶりの待望の新作。劇中を彩るビートルズの「フリー・アズ・ア・バード」やデヴィッド・ボウイの「モダン・ラブ」、ベニー・グッドマンの「シング・シング・シング」などの名曲に加え、爆発的なタップダンスによるパフォーマンスが観客の心を鷲掴みにし、公開わずか9日で韓国動員100万人を突破した。
本作で主演を務めるのは、アジア各国で絶大な人気を誇るK-POPグループ「EXO」のメインボーカルD.O.。韓国で大ヒットを記録した『神と共に』二部作にも出演しており、俳優としても目覚ましい活躍を遂げている。本作では、その身体能力を遺憾なく発揮し、タップダンスから北朝鮮の方言まで、約5か月間に及ぶ猛特訓をこなし、ダンスに魅了された朝鮮人民軍ロ・ギス役を見事に演じきった。
さらに、ブロードウェイ・ミュージカルの最優秀ダンサーに贈られるアステア賞を受賞したトップタップダンサーであり俳優のジャレッド・グライムスが、タップダンスチームのリーダーとなる米軍下士官・ジャクソン役を演じ、ここに米韓のトップアーティストの共演が実現した。
今回到着した特報には、D.O.演じるロ・ギスがジャレッド・グライムス演じるジャクソンにタップダンスを通じて勝負を持ちかける様子や、「シング・シング・シング」に乗せて軽快にタップダンスを踊る様子が映し出されている。
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特報と同時に到着したティザービジュアルは、オレンジを基調としたレトロなデザインと同じポーズで綺麗に並んだタップシューズが印象的。人種や思想・イデオロギーも違うチームメンバーがダンスで1つになっていく物語を見事に表現したビジュアルとなっている。
また、5月17日(金)より第1弾特典付き特別鑑賞券(1400円)の販売が開始される。購入特典はA4クリアファイル。数量限定につき、なくなり次第終了となる。
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戦争下という厳しい状況の中、タップダンスに情熱を注いだ捕虜たちを描く本作。アイドルとしてではなく、俳優として踊るD.O.の姿にも目が離せなくなりそう!
『スウィング・キッズ』は2020年1月、シネマート新宿ほか全国にて公開。