本作は「西洋骨董洋菓子店」「大奥」などで知られる、よしながふみによる累計発行部数500万部(電子版含む)突破の人気漫画をドラマ化。2LDKのアパートで同居する料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗=シロさん(西島さん)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二=ケンジ(内野さん)の日々の食卓をリアルに描いている。
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※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
第1話では史朗が定時に事務所から帰社、安売りスーパーを巡り、夕食を作る姿が丁寧に描かれ、そこに賢二が帰宅。2人で料理を楽しむ姿と、ゲイであることを事務所をはじめ周囲に隠して暮らす史朗と、それを隠すことなくカミングアウトしていく賢二の性格的な対比、それがもたらす2人の間のトラブルなどが描かれた。
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史朗を演じる西島さんは『MOZU』シリーズや「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」などでみせるハードなテイストと同時に、パナソニックのCMや先日まで放送されていた「メゾン・ド・ポリス」でみせる家事にいそしむ“主夫”像も人気とあって「エプロン姿で料理する西島秀俊が尊い」「西島秀俊が、かわいいが過ぎる」「白物家電とエプロンが日本一似合う俳優西島秀俊」などの声がSNSに殺到。
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一方、賢二を演じる内野さんは「臨場」シリーズや「ブラックペアン」などでクールで渋めな演技が印象的だが、本作ではキュートすぎる史朗の恋人を演じており、「内野さん凄い。ブラックペアンと同じ人とは思えない」「ケンジのキャスティングがはまっていてびっくり」「内野聖陽のナイーブな演技が絶妙」などといった反応が続々と寄せられる。
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そのほかにも「シロさんとお母様の会話やケンジ君との喧嘩が、漫画よりずっとシリアスで実写の凄さだなあと思いました」「原作のイメージに寄り添った絶妙なキャスティング」「春の週末の深夜にほっこり観られるハートフルなドラマ」など、作品自体に対しても好意的な感想が数多く集まっている。