1920年のデビューから100年で20億冊もの売り上げを記録する、世紀のベストセラー作家アガサ・クリスティー。本作は、彼女が自身の「最高傑作」と誇る、1949年に発表されたミステリー小説「ねじれた家」を70年の時を経て初映画化した。
■「ダウントン・アビー」脚本家×グレン・クローズら豪華キャスト集結
ゴージャスでスキャンダラスな一族の女たちを演じるのは、『天才作家の妻 -40年目の真実-』でゴールデン・グローブ賞に続き、全米映画俳優組合(SAG)賞を受賞、アカデミー賞にも王手をかけているグレン・クローズ。
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「X-ファイル」スカリー役で一躍有名になったジリアン・アンダーソン、「MAD MEN マッドメン」のクリスティーナ・ヘンドリックス。
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そして事件の真相を追う私立探偵役に、『天才作家の妻-40年目の真実-』ではクローズの息子役を演じているマックス・アイアンズ、捜査を仕切る主任警部役に名優テレンス・スタンプが名を連ねる。
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監督は『サラの鍵』『ダーク・プレイス』のジル・パケ=ブレネールが務め、脚本は『ゴスフォード・パーク』でアカデミー賞脚本賞を受賞し、大ヒットTVシリーズ「ダウントン・アビー」の企画、脚本、製作総指揮で知られるジュリアン・フェロウズが担当した。
今回解禁された場面写真は、登場人物8人の肖像画のような美しいメイン写真を筆頭に、気品と謎に包まれた、ミステリアスな場面写真11点。
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巨万の富を築いた大富豪が毒殺され、容疑をかけられた家族が巻き起こす完全無欠の殺人ミステリー。映画の舞台となる英国式の荘厳な屋敷、華やかな上流階級の文化や生活を堪能できるクラシカルな衣装、インテリアも伺える場面写真ばかりとなっている。
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■ストーリー
無一文から巨万の富を築き上げた大富豪レオニデスが毒殺された。私立探偵のチャールズは、レオニデスの孫娘で元恋人のソフィアから捜査を依頼される。広大な屋敷に到着すると、3世代にわたる一族が勢ぞろい、巨額の遺産を巡って疑惑と嫉妬、敵意と憎しみをぶつけ合っていた。
愛人のいる若い後妻ブレンダ、映画製作の資金が欲しい長男夫妻、父から受け継いだ会社が倒産寸前の次男とその妻、亡き前妻の姉であり、一族を取り仕切る大伯母イーディス。まもなくチャールズは、ソフィアを含め一族全員に殺害の動機があったことに気付く。真相に近づいたと思われたその時、第2の殺人が起きる――。
『アガサ・クリスティー ねじれた家』は4月19日(金)より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。