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この度到着した本編映像は、主人公バハールがリーダーを務めるクルド人女性武装部隊“太陽の女たち”とIS(イスラミックステート)との銃撃シーンの一部。“太陽の女たち”とは、ISに肉親を殺されたり、レイプされたり、心身ともに深い傷を負わされた女性たちで構成された戦闘員だ。
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そんな彼女たちの現状を伝えるため、戦場記者のマチルドは銃弾飛び交う戦場でカメラを持ち、命懸けでシャッターを切る。強い使命感を持ったマチルドのような戦場記者がいるからこそ、我々は世界で起こっている現実を知ることができる。
片眼を失明しPTSDを患いながらも世界各地の紛争を報道し続けた女性ジャーナリスト、故メリー・コルヴィンと、ヘミングウェイの3番目の妻で従軍記者として1936年から活動したマーサ・ゲルホーンがマチルドのモデルになっているという。
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一方のバハールたちも、先日、2018年ノーベル平和賞を受賞者し、自らも性暴力の被害者としてその実態を世界に訴え続けるシンジャル出身・ヤズディ教徒のナディアさんと境遇を同じくし、ひるまず立ち上がり、ISと戦っている。
そんな彼女たちの生き様は観る者の胸に響くはずだ。
『バハールの涙』は1月19日(土)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。