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今年は『海を駆ける』『50回目のファーストキス』、そして本作に加え、『十年 Ten Years Japan』『来る』と、5本の映画に名を連ねている太賀さん。
1993年生まれ、『那須少年記』(08/初山恭洋監督)で映画初主演を果たした太賀さんは、『桐島、部活やめるってよ』『ほとりの朔子』、主演映画『走れ、絶望に追いつかれない速さで』などで頭角を現し、宮藤官九郎脚本のドラマ「ゆとりですがなにか」で大きく注目を集めた。コメディからシリアスな作品まで数多く出演し、役者としての幅をますます広げているところだ。
もちろん、本作でも確かな演技力を発揮。演じるのは、幼少期にネグレクトを受けた主人公・タイジ。どこか周りに馴染めずに自分の殻に閉じこもっている青年が、周囲の人たちの愛にふれ、次第に心を開いていくという難しい役どころを見事に演じ切っている。

今回到着した場面写真からも、誰かを見つめる憂いを帯びた表情や、スーツ姿で明るさを装う表情、母・光子(吉田さん)へ向けられる不器用ながらも温かな表情など、感情の機微が感じ取れる。劇中で大きな成長を遂げる青年・タイジを演じた彼は、その成長過程でどのような演技を見せてくれるのか、期待が膨らむ場面写真となっている。
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2019年も多くの作品に引っ張りだことなる太賀さん。その人気ぶりも納得の、ひと際輝く演技力に注目していて。
『母さんがどんなに僕を嫌いでも』は11月16日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、イオンシネマほか全国にて公開。