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本作は気鋭のベストセラー作家・本多孝好が山田さんと菅田さんのために当て書きした完全オリジナルストーリー。山田さん演じる坂上圭司と菅田さん演じる真柴祐太郎は依頼人の死後、不都合なデジタル記録をすべて内密に抹消する仕事「dele. LIFE」をしているのだが、任務を遂行しようとするたび様々な問題に巻き込まれ、依頼人の死に隠された真相とその背景を解き明かすことになっていく。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
今回は祐太郎が依頼者・笹本隆の死亡確認を取って「dele. LIFE」に帰ってくるところから物語が始まった。ちょうどその場にいた圭司の姉で弁護士の坂上舞(麻生久美子)は、依頼者の名前を聞いて顔色を変える。依頼者の笹本隆の父・笹本清一(塚本晋也)は8年前に起きたバザー会場でジュースに毒物を混入した事件の犯人とされ、死刑判決を受けている男だったからだ。
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隆のスマホの中身をみるとそこには何者かが粉末をウォータークーラーに投入する映像が。舞は死刑判決を覆せるかもしれないと考え、動画を証拠として提出しようとするが、圭司は契約違反だと拒否。
祐太郎は真相を探ろうと事件の起こった街に向かう。圭司もまた動画に映っていた情報から事件の真相に迫ろうとする…というのが今回のストーリー。
ラストは清一の死刑が執行されてしまい事件の真相が闇に葬りさられるというハッピーエンドとは程遠いもので「後味悪い」「気持ち悪い…確かに気持ち悪い」など祐太郎のセリフと同じ感想を持った視聴者が続出。
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実際に起きた毒物混入事件を彷彿とさせる事件の内容に、調べれば調べるほど容疑者が増えていく本格サスペンスのような展開に「凄かった…としか表現できなくてすみません」「映画一本分くらいの密度がある」「1時間でこの密度はさすが」など圧倒された視聴者からの声も多数。
また今回は圭司にキスシーンも。事件を調べる過程で出会った女性の“裏の顔”を知った圭司が「口止めのキス」をされる…という場面なのだが、キスの直後にビンタされるというまさかの流れに。
これにも「キスからのビンタはきつい」「キスからのビンタ…えぇぇぇお前からしといてぇぇぇ」など様々な反応が寄せられている。