テレビやPC、スマートフォンなど、様々なデバイスで視聴可能なアメリカ発の世界最大の動画配信サービス「Netflix」。充実したオリジナルシリーズをはじめ、世界中から選りすぐりの豊富な映像コンテンツが揃っていることで人気を博している。
そんな人気の「Netflix」が、今回強気の料金引き上げに踏み切ったようだ。「Netflix」では、視聴スタイルに合わせて、「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」の3つの料金プランから選択が可能。初期はそれぞれ月額650円、950円、1,450円(税抜)だったが、今回新たにプラン一覧に表示されている価格は、月額800円、1,200円、1,800円(税抜)と変更された。
値下げならまだしも、値上げとなると批判も多いのでは…と思いきや、SNSでは「値上げだって何だって全然構わない気持ちにさせる」「Netflix 値上げは正直妥当」「毎日楽しく充実した時間を有難う。値上げは妥当だよ」「Netflix値上げは倍でも普通に払います」「全然気にしない」「お?Netflix値上げすんの? いいよいいよ!!安すぎやったくらいやもん」「あれだけ日本未公開作、オリジナル(扱い)作の全てに字幕つけてくれてて、さらに英語圏以外のスペイン・南米やインド等の作品まである。字幕翻訳の方々のために払ってると勝手に思っとくよ」と、値上げは妥当という声が多く上がっており、充実したコンテンツ、そのサービスの良さが好意的な意見を呼ぶのだろう。
また、中にはこの機会にほかのサービスから「Netflix」に乗り換えるといった人もちらほら見られる。
日本では初の値上げについて「Netflix」側は、「お客様に最高の視聴体験を提供し続けるため、グローバルでも定期的にメンバーシップのプランや料金を見直しています」とコメント。さらに「携帯視聴用のコーディング技術の継続的な改善、字幕・吹き替えなどローカライゼーションの進化のほか、4K、ドルビーアトモス対応コンテンツの追加など、メンバーがより早く厳選された映画やドラマシリーズを楽しめるよう、日頃より新たな機能やツールを導入しています。配信コンテンツの充実のほか、メンバーの視聴体験を向上させるための最新のテクノロジーの開発も継続しています」と話しており、これらが値上げ理由となったようだ。
なお、既存メンバーには8月24日以降、登録メールアドレスに随時、新料金の案内が送られるという。