『カイジ ~人生逆転ゲーム~』として映画化もされた人気コミック「賭博黙示録カイジ」などで知られる、ギャンブル漫画の第一人者・福本伸行の原点ともいえる同名コミックを実写化する本作。主人公の天貴史を岸谷五朗が、赤木しげる(アカギ)を吉田栄作が演じることが報じられ話題をさらったが、新たに古川雄輝も出演することが明らかに。
古川さんが演じる井川ひろゆきは、彼を主人公とした「HERO~逆境の闘牌~」が原作からスピンオフして雑誌「近代麻雀」で現在連載されているほどの大人気キャラクター。小遣い稼ぎだった麻雀の世界で、天やアカギと出会ったことから真剣勝負に目覚めていくという役どころだ。

そんな井川を演じる古川さんといえば、高身長で語学力抜群、頭脳明晰なイメージ。しかし、大学時代に麻雀を打ち始め、いまでは麻雀歴11年。趣味と公言するほど麻雀を愛してやまないという。
そのため、井川を演じることになり「大好きな「麻雀」が題材の作品にデビュー当時から出演したかったので、 福本先生原作作品に出演できることになり、とても光栄です。自分が学生の頃、雀荘で読んでいた漫画のキャラクターを演じられることを大変嬉しく思っています」と歓喜。

井川は、理詰めで冷静な打ち方をするが、古川さんも「ひろゆきとまったく同じです。常に確率が良い、より安全な打ち方を選択しています」といい、だからこそ「似ている部分もあるので演じやすいですが、このドラマは「心の声」が多く、そこに難しさを感じています。また、麻雀の打ち方の動作もひろゆきっぽく綺麗に正確に打てるように意識しています」とも。
初共演となる岸谷さん、吉田さんとの撮影は「岸谷さんは男気のある兄貴!という感じです。二人で芝居するシーンも多く、勉強させて頂いています。吉田さんは同性である自分から見ても大人の男性としてとても魅力的で格好良く、赤木役にピッタリだと思いました」「毎日好きな麻雀牌を触りながらの撮影なので、楽しく撮影させて頂いています」と語っている。

そんな古川さんが一体、どんな演技を見せるのか。これまでにない古川さんの新たな一面が見られそうだ。
「天 天和通りの快男児」はテレビ東京にて2018年秋放送、動画配信サービス「Paravi」でも配信。