ジェームズ・ガンが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』(仮題)の監督をクビになった。約10年前にガン監督がツイートしていた小児性愛、レイプ、エイズ、9.11米同時多発テロなどに関するブラックジョークが掘り返され、ウォルト・ディズニー・スタジオがこれらを問題視したのが原因だ。同社の会長アラン・ホルンは「ジェームズのツイッターで見つかった攻撃的な姿勢なコメントは、我が社の価値観に見合わず、弁解の余地もありません。そのため、彼とのビジネス関係を解消いたしました」と発表した。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の前2作品の監督と脚本を担当し、大ヒットへと導いたガン監督。自殺願望を抱いていた過去を告白し、同じような悩みを抱える人たちを励ましたこともあった。今回の騒動についてガン監督は「以前は攻撃的なジョークもよくつぶやいていた」、「良い人間になったとは言わないが、数年前といまの自分は全く違う」とツイート。10年も前のツイートがきっかけで呆気なくクビになってしまったガン監督に同情的なファンは多く、署名サイト「change.org」ではガン監督を『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』に復帰させるための署名活動が行われている。署名人数はまもなく15万人を突破しそうだ。
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