自殺願望やうつに悩んだ過去を告白したことがあるケイティ・ペリーが、オーストラリア版「VOGUE」誌に最近の自身のメンタルヘルスについて語った。昨年、5枚目のアルバム「ウィットネス」を発売したケイティ。アメリカでは「ビルボード200」で初登場1位を獲得したものの、リードシングルの「チェーン・トゥ・ザ・リズム~これがわたしイズム~」(feat. スキップ・マーリー)は最高4位、イギリスではアルバムチャートの最高位が6位と振るわず、過去の作品と比べて高い評価も得られなかった。「昨年は適応障害の発作が起きたし、心も折れたわ。無意識のうちに世間の反応を気にしすぎてしまっていたの。私が期待していたのとは違う反応だったわ…だから、とても傷ついた」と心情を吐露した。ケイティは落ち込みを改善するために、カリフォルニアの療養施設で自己啓発のセラピーに助けを求めた。しかし、最近知り合いにこんなことを言われたという。「セラピーを受けてばかりいると、アーティスト性が失われてしまうんじゃない?」と。これに対し、ケイティは「アーティストが創造性を発揮するために、苦痛を味わわなければならないなんていうのは真っ赤な嘘よ!」と反論したのだそうだ。