ジョーは先月から末期の膵臓がんで入院しており、以来、妻のキャサリンや子どもたち、孫たち家族が見舞いに訪れていたという。89歳の高齢だったジョーは、近年体調を崩しがちだった。2015年には脳卒中と3回の心臓発作を起こし、ペースメーカーの植込み手術を受けた。2016年には高熱で入院。そして昨年は交通事故により病院に搬送されている。
ジョーといえば自分の子どもたちで結成した「ジャクソン5」のマネージャーを務め、ショービズ界での成功に導いた存在だ。しかし、子どもたちへの虐待に等しい厳しいしつけが明るみになり、世間から批判を浴びるも、本人は「虐待ではなかった」と否定したこともあった。なお、6月25日はマイケルの9度目の命日だった。
ジョーの孫にあたるパリス・ジャクソンは、SNSでジョーと「最後に一緒に過ごせた時間が私にとってすべて」、「伝えたいことを伝えることができた」と振り返り、「夢の中ですぐに会えるはず」と綴った。
パリスの兄プリンスは、ジョーに「ジャクソンの名前を名乗ることの誇り」や「強さと恐れない心を教えてくれた」と感謝し、「ぼくらが再会するまで、自由に羽ばたいていてね」と追悼メッセージを投稿した。