2013年に起こったボストンマラソン爆弾テロ事件の被害にあった、ジェフ・ボーマンの実話を映画化した本作。テロに巻き込まれ、両脚を失ったボーマンは「ボストンストロング」というスローガンの象徴として脚光を浴びるが、彼自身はPTSDやプレッシャーなど様々な困難を抱えていて…。
■口コミで感動拡散!鑑賞者が“最も涙したシーン”公開
到着した映像では、悲劇的なテロに見舞われたボストン復興の象徴・ヒーローとして脚光を浴びたジェフ(ジェイク・ギレンホール)が、「ボストンストロング」というスローガンが生まれるキッカケとなった、街を代表するメジャーリーグ球団ボストン・レッドソックスに招かれて始球式を行った直後のシーンが映し出される。

始球式終了後、多くのファンに囲まれてごった返すジェフの元に、ラリーという名の1人の男性が走って駆けつける。彼は、ジェフが始球式で投げる姿を見て“俺たちは誰にも負けない”という強い想いを感じ、勇気づけられたことへの感謝の礼をジェフに伝えにきたのだ。

ヒーローとして祭り上げられることは、苦痛でしかなかったジェフ。しかし、そんな自分の姿を見て勇気づけられたラリーの感謝の言葉は、ジェフ自身を勇気づけることにもなった。ジェフは自分からラリーに手を差し伸べて握手を交わし、「必ずうまくいくよ。僕は大丈夫だ。あなたも」と言葉を送っている。
実はこのシーン、映画公開に先立って行われた試写会はもちろん、劇場鑑賞者から最も”涙した”として多くの感想があがった、本作きっての感動シーン。また、公開直前に行ったイベントにゲスト登壇した芸人・おばたのお兄さんも「勝手に作り上げられたヒーローとして、周りが勇気づけられていたのが、(このシーンでは)自分から勇気づけにいった。ここで(ジェフが真のヒーローに)変わったんだなと、すごく胸打たれました」と、笑い一切ナシで真面目に熱く語ったほど。
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『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。