続いて、12時から「監督週間」の作品でフランスのギヨーム・ニクルー監督新作『To The End Of The World』(写真)へ。インドシナ戦争を舞台に、兄を殺された弟兵士が復讐を目指す物語。さすが曲者のニクルー監督だけあって、一筋縄ではいかないストーリー展開だ。単純な復讐譚ではないのはもちろん、いわゆる戦争映画のジャンルにも収まらない。鬱蒼としたジャングルを捉える画面が美しく、極限状態に置かれた弟兵士の感情の行方を描く心理ドラマと形容するべきか。弟を演じるギャスパー・ウリエルが今作でも秀逸。これはいい。
最終的に選んだのは、1曲目に「PPAP」(これはどこでも鉄板)、2曲目にテクノ系の繋ぎで「ニュー・オーダー」の「Krafty」、そして3曲目に転調してファンク系の「The New Mastersounds」の「San Frantico」。全く自信がなかったのだけど、イモ洗い状態のフロアがみんな踊り狂ってくれた!