■あらすじ

女子高生の小石川光希は、ある日突然、両親から離婚することを告げられる。ハワイ旅行で出会った松浦夫妻と気が合い、母親がその夫と、父親がその妻と恋に落ちたため、なんと、お互いパートナーを交換して再婚すると言う。しかも、松浦夫妻の1人息子で光希と同い年の遊も含めて、みんなで一緒に暮らそうとまで言い出す始末。
そんな常識はずれな両親たちのもと、ひとつ屋根の下で暮らし始める光希と遊。異常すぎる両親たちと一定の距離を保ちたい光希に対して、そんなことはまったく気にする様子のない遊。クールな中にも時折見せる遊の優しさに次第に惹かれていく光希。そんな中、中学のとき、自分を振ったはずの銀太が光希に「ずっと好きだった」と告白。昔、遊の彼女だったと主張する亜梨実も現れ…。
■原作は90年代に連載されていた人気コミック
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1992年から95年までにわたり、集英社の少女コミック誌「りぼん」で連載された『ママレード・ボーイ』。全8巻まで連載された今作は、テレビアニメ化だけでなく、アニメの前日譚にあたるストーリーが劇場アニメとして製作されるほどの人気を獲得した。その人気は海外まで広がり、台湾は実写ドラマ化もされているほどだ。
■旬なキャストにより実写化!
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90年代の原作だけあって、キャスティングは今の若い人にも注目してもらえるよう、旬なキャスティングが行われている。それだけではなく、主役の両親役には現在の芸能界を牽引するような実力派が揃っており、リアルタイムで原作を読んでいた世代の方も気になるようになっている。
桜井日奈子/小石川光希役
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人気ドラマ「ラストコップ」の劇場版にて映画初出演を果たした桜井さんは、早くも本作で主演を務める。それだけいま彼女に注目が集まっていることもさることながら、原作の光希をどのように演じるのかという期待も集まっている。何より本作の元気で明るい役によって、桜井のキュートさがより際立つことは必須だろう。
吉沢亮/松浦遊役
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美少年で、成績優秀、スポーツ万能、更に料理上手という、世の男子が聞いたら悔し涙必須のハイスペック高校生を演じるのは、映画『銀魂』での沖田総悟役のハマりっぷりが記憶に新しい吉沢亮。
ビジュアルだけでなく演技の面でも高く評価され、名匠行定勲監督の『リバース・エッジ』では二階堂ふみの相手役に抜擢されたり、玉木宏主演『悪と仮面のルール』ではテロリスト役という異色の演技もこなして見せるなど、今後の出演作にも注目が集まっている。待機作には、週間少年ジャンプで連載されていた『BLEACH』が控えている。
佐藤大樹/須王銀太役
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光希の友人で、クラスメイトの銀太を演じるのは、EXILE、FANTASTICSのメンバーの佐藤大樹。これまで『HiGH&LOW』シリーズで活躍してきた彼が、この度初めて恋愛映画に出演する。須王銀太は原作でも非常に人気のあるキャラクターだけに、どのように演じているか注目されている。待機作には、こちらも少女マンガ原作の『センセイ君主』がある。
光希、遊の両親役にはあの大御所たちが!
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本作のもうひとつのポイントが、主役2人の両親。光希の両親には『64 ロクヨン』前後編に出演している筒井道隆と、いまやサントリー「金麦」の顔となった檀れいが演じている。さらに遊の両親を『ハンサム★スーツ』など数多くの作品に出演している谷原章介、『サヨナライツカ』など、過去には日本アカデミー優秀主演女優賞を受賞したキャリアをもつ中山美穂が抜擢されている。
■予告編からすでにドキドキの演出が…!
「私たちシェアハウスを借りて一緒に住もうと思っているの」と、両親Sからの衝撃発言からスタートする予告編。一つ屋根の下で一緒に暮らすことになった、光希と遊が次第に惹かれあっていく様子をはじめ、2人のキス寸前のシーンが映し出される中、「特別な感情がなくなった」と光希を突き放す、胸キュンシーンとは真逆のシリアスな場面まで。またラストは、遊が涙を流す非常に気になるシーンも。また本作のために書き下ろされた「GReeeeN」の主題歌「恋」が、ドラマチックに物語を演出している。
■原作者もお墨付きの完成度!
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実際に吉住氏は撮影現場にも足を運んでおり、その際にも桜井さんの光希ちゃんは可愛いしか出てこないし、吉沢さんの遊くんはカッコ良すぎて直視できない。益々、映画が楽しみになりました」と映画を待ち望むファンの一人のように、ますます映画の完成を楽しみにしている様子だった。
■桜井日奈子の役者魂炸裂?髪型をショートボブへ激変!
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カットが終了すると、「自分ではなかなかここまで短くするという決断はできなかったので、今回、映画の役どころで髪を切る機会をいただいてうれしかったです」とコメントする一方で、「ショートにしたことで、頭が軽くなりました。使うシャンプーの量が少なくなりそう(笑)」とお茶目な表情も見せてくれた。
■吉沢亮の“後ろハグ&頬つんつん”でファン大歓声!
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それだけでも会場は大歓声だったが、やや緊張気味の桜井に対し、歓声に応えるようににっこりと笑顔を見せていた吉沢。さらにセンターステージにて、作品のポスターを真似た、“後ろからハグ&頬つんつん”ポーズと生披露! 客席からも際限ない黄色い悲鳴が上がっていた。
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今回のタイミングで映画化されたことによって、リアルタイムで原作を読んでいない人にも、その魅力が伝わるであろう実写映画『ママレード・ボーイ』。昨今、様々なジャンルの少女マンガがある中、世代を超えて愛される王道少女マンガは数少ない。それゆえに今回の実写化で、その王道ラブストーリーの凄さを再確認して欲しい。
『ママレード・ボーイ』は4月27日(金)より全国にて公開。