「日本のアガサ・クリスティ」と呼ばれる作家・山村美紗を母に持ち、自らも数多くのサスペンスドラマに出演してきている山村さん。2月17日(土)放送の第6話では、北沢家3兄弟の父親であり、難関私立中学校の経営者である北沢泰蔵(中村梅雀)が殺人のターゲットとなり、調査に乗り出した末っ子で警察官の秀作(山田さん)が、圧倒的に怪しいオーラを放つ奥平こずえ(山村さん)が真犯人だと目星を付け、直接対決に臨む…という内容。
まさに2時間サスペンスドラマを彷彿とさせる設定で、山村さんの独特な存在感が存分に活かされ、さらに番組後半には、秀作とこずえのホテルでの濃厚なデートシーンもあるらしい!? 果たして、山田さんは山村さんの強力な熟女パワーを避けきれるのか!?
山村紅葉、山田涼介と「女優冥利に尽きる」濃厚デートに挑む!?
山村さんは本作について「火曜サスペンス劇場のBGMが流れていて、『懐かしいわ』と拝見していたので、オファーを頂いて嬉しかったです。あの『ジャ、ジャ、ジャーン』のメロディーが呼んでくれたのかなと」と嬉しそうにコメント。「『サスペンスドラマの裏女王』なんて呼ばれていますが、意外と犯人役はそれほどやっていなかったりするんですよ。でも折角なので皆様が持つイメージを逆手にとってうまくやってみたいです」と明かす。

また、主演の山田さんとの濃厚デートに際し、「やっぱりすごく綺麗なお顔立ちで格好いいですし、礼儀正しくて、真摯に役作りをされているのを拝見して、胸がキュンとなりました。(ホテルでのデートシーンには)いまからワクワクして、女優冥利に尽きるなと思ってます」と期待いっぱい。「サスペンスファンの皆様には、寂しくなった土曜日の夜に、『サスペンスが帰ってきた』と喜んでいただけると思いますし、コメディが好きな方や若い方にもとってもテンポも速くて楽しい作品になっている」と、さすがの貫禄のコメントを寄せている。
■第6話あらすじ
父・泰蔵(中村梅雀)が何者かに睡眠薬を飲まされ病院に運ばれた。睡眠薬はチョコレートの中に入っていたらしい。その夜、泰蔵は大学時代の社交ダンス部の同窓会に行っていたことから、犯人は同級生の中にいると北沢家では断定。そこで秀作(山田涼介)は、知晶(波瑠)と博文(小澤征悦)と一緒に、泰蔵にチョコレートをあげた5人の女性を北沢家に呼んで取り調べするが、秀作はその中でもひと際犯人のオーラを放つ、こずえ(山村紅葉)が怪しいとにらむ。
ところが、かつて泰蔵とつきあっていたほかの4人と違い、こずえはダンスパートナーどまりの関係で犯行動機につながる恨みは見つからない。さらに別のチョコレートから、最悪、死に至る別の薬物が検出され、事態は殺人未遂事件と変わっていく。秀作と知晶の推理対決が繰り広げられてゆくが――。
「もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~」は毎週土曜日22時~日本テレビにて放送中。