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2015年8月21日にパリ行きの特急列車内起きた無差別テロ襲撃事件を基に、テロの“真実”に迫っていく本作。徹底したリアルを追及するため、実際に武装した犯人に立ち向かった3人の若者をそれぞれ本人が演じるという、ハリウッド映画史上前代未聞の試みに挑み、大きな話題となっている。
このほど公開された場面写真は、事件当時学生だったアンソニー・サドラー、オレゴン州州兵のアレク・スカラトス、そして米空軍上等空兵のスペンサー・ストーンの3人がパリへ向かうため、特急タリス号へ乗り込むまでに訪れたヨーロッパ各地の観光シーン。劇中ではローマ、ヴェネチア、ベルリン、アムステルダムの定番の観光名所を訪れ、タリスに乗るまでの旅の軌跡が丁寧に描かれている。

休暇が偶然に重なり、ヨーロッパを旅行することになった彼らの旅は、イタリア・ローマからスタート。スペンサーとアンソニーはホステルの前で待ち合わせ久しぶりの再会を喜ぶ様子や、コロッセウムやトレヴィの泉などローマの名所旧跡をめぐり楽しむ、ごく普通の若者の姿が写し出されている。

ローマを後にして次に向かったのは、水の都ヴェネチア。水上バスで2人はリサという美しい女性に出会い、すっかり打ち解けた彼らは、リサと一緒にヴェネチアを散策。微笑ましい3ショットも到着。

続いてアレクと合流するために、2人はドイツ・ベルリンへ。レンタサイクルでヒトラーが死んだとされる場所を訪れた後、バーで初老のミュージシャンと出会い、若い美女がたくさんいる「アムステルダムはサイコーだから、絶対に行くべきだ!」と強く勧められ、アレクと合流したスペンサーとアンソニーは、オランダ・アムステルダムへと向かう。

そしてクラブでハメを外した二日酔いの朝、3人がレストランで次の目的地を相談する様子を捉えた場面写真。アンソニーはアムステルダムでの延泊を希望するが、「パリを見てみたい」というスペンサーの強い希望で、3人は2015年8月21日15時17分、パリ行きの特急タリス号に乗ることになる――。

『15時17分、パリ行き』は3月1日(木)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。