■古川さんのマジックはコンテストでも優勝できるぐらいの出来!?
本作は、映画『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督がメガホンをとった究極のラブストーリー。流氷の北海道・知床と、桜舞い散る東京を舞台に、時空を超えた2組の男女が織り成す、幻想的かつミステリアスな愛の物語を描く。
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古川さんの言葉どおり、劇中では流氷を使ったマジックなど、過酷なシーンが多数登場するが、マジックの監修を務めたマリックさんは「台本を読んだとき、本当にマジシャンがスターになっていく段階が、リアルに描かれているなと思いました。だからこそ、コンテストで優勝するマジックや、最後の水槽脱出はとても大切で、ちゃんとしていないと嘘になってしまう。そこを古川さんはしっかりやってくれた。コンテストで優勝できるぐらい特訓して、見事にやり遂げてくれました」と絶賛する。
約1万人のオーディションからヒロインの座を勝ち取った藤井さんは「ジェヨン監督の作品は、以前から拝見していて大好きだったので、オーディションを勝ち抜くしかないと無我夢中で臨みました」と当時をふり返ると「私は泣くシーンが多かったのですが、涙を流さなくてもいいシーンでも、感情が溢れ出て涙を流しそうになることがたくさんありました。そんなとき、監督から『涙のコントロールをできるようになったらいいね』と言われたんです」と撮影エピソードを語っていた。
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■生マジックを披露!
また、この日は、1本の赤い紐を切って2本になったものを、ハンドパワーで元通り1本にするというマジックに挑戦した古川さん。満員の客席のなか、やや緊張した面持ちでマジックを披露すると、見事成功。大歓声があがると、藤井さんとともに満面の笑顔を浮かべ「愛のパワーです」とアピールしていた。
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藤井さんが「ここに立てているだけで感激しています」と感無量な表情を浮かべると、古川さんも「映画のなかでも、マリックさんに教えていただいた素敵なマジックシーンがたくさんあります。この作品は日韓合作映画ということで、いままで観たことがないような雰囲気のあるラブストーリーに仕上がっています。みなさんがどんな感想を持っていただけるのか、とても楽しみです」と目を輝かせて語っていた。
映画『風の色』は全国にて公開中。