■松田さんはまさかの「一回持ち帰らせてください」発言!
本作は、東直己の「ススキノ探偵シリーズ」を映画化した『探偵はBARにいる』シリーズの第3弾。北海道の歓楽街・ススキノで活動する探偵(大泉さん)の助手・高田(松田さん)の後輩からの依頼である人探しを受けてしまったことか起こる最悪の事件を描く。
シリーズ累計動員200万人を突破し、オープニング興収が過去最高の数字を記録するなど大ヒットスタートを切ったが、大泉さんは「こうして公開後にまたイベントをやらせてもらうのはありがたい」と笑顔を見せると、スタートから数分話し続けるなど、この日も独壇場。
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そんな大泉さんに岡田会長から“続投要請”の手紙が届くと「もちろんやります」と、あっさりパート4製作が決定したが「東映さんは狡猾だから、公開前には決してこういう話はしない。ヒットしないとやらないんですよ」と愚痴をこぼす。それでも「でも今日の話だと、一生続けるということですよね。やりますよもちろん」と“一生探偵”宣言で客席を沸かせた。
しかし、会場が大いに盛り上がるなか、松田さんは、「台本的にパート3で終わると思っていたから…。一回持ち帰らせてください」とまさかの発言。ビックリした表情をみせた大泉さんは「マネージャーかよ!」と鋭い突っ込みを見せていたが、松田さんは「大泉さんが過酷な撮影に耐えられるなら…。大泉さん次第です」と最後は続編に意欲を見せていた。
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■来年は大泉さん&松田さんでM-1出場!?
また、大ヒットしているものの、まだ観ていない人たちへの見どころを聞かれた大泉さんは「全国的には言っていませんが、この映画には私の親父が出ています。『観たこともない年寄りがどうしてこんなに大きく写るんだろう』というシーンを発見したら、それは僕のパパです」と不思議な見どころを語ると、さらに「あとは結構ジェダイが出てくるし、僕たちが一番大事にしているのはフォースなんです」と、この日公開になった『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を意識した発言で客席を沸かせていた。
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大泉さんのトークに、終始苦笑いを浮かべてていた松田さんは「フォースの話になるとレベルが高すぎて…」と語ると「初めて観る方がたくさんいることにビックリしました」と回答。司会者から「見どころ」を聞かれていただけに、大泉さんは「出ました! 聞かれていないことを答えるインタビュアー泣かせ、最難関な人」と、またもや鋭い突っ込みを見せていた。
息のあった2人に場内は大爆笑。大泉さんは「こんな金屏風の前でトークしているとM-1グランプリに出ているみたいですね。来年は『探偵はBARにいる』というコンビでM-1に出ようか」と語っていた。
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『探偵はBARにいる3』は全国にて公開中。