冷戦下のソヴィエト。違法な遺伝子操作により特殊能力を持つ兵士を生み出す“パトリオット計画”が進行し、超人部隊が生み出されようとしていた。だが、名声を我がものとしようとする組織の科学者クラトフの裏切りにより、研究所は爆破され、超人たちも姿を消してしまう。
50年後、自らも強大な力を持つ超人となったクラトフがロシアを崩壊させようとしたとき、パトリオットは世を捨てて生きるかつての超人達を見つけ出し、国家の危機を防ごうとする。集められたのは獣化能力を持つ科学者アルスス、念動力を操る賢者レア、超音速の剣の達人ハン、擬態化する美女クセニア。4人の超人は、失ったアイデンティティを取り戻すため、クラトフを倒すことを決意する。チームの名は“ガーディアンズ”。彼らこそ、最後の希望――。
『クライム・スピード』のサリク・アンドレアシアン監督最新作となる本作は、「まさにロシア版『X-MEN』!」(zeenews)、「マーベルへの挑戦状だ!」(quackreview.com)などと世界各国で話題騒然のロシア発のスーパーヒーロー映画。昨年8月にYouTubeにアップされた予告編は、ハリウッド超大作と見まがう巨大なスケールで描かれたそのSF映画が人々を驚愕させ、世界各地はもちろん日本でも大きな話題を呼んだ。
登場するヒーローは、“熊に変身する人間”、“岩石を操る男”、“透明化する恐ろしく美しい女”など、いずれもアメリカのマーベルやDCとは異質で、ロシア的ミステリアスさを漂わすキャラクターたち。またあわせて解禁となったビジュアルには、近未来の都市を背景に何かを見据える4人の超人戦士“ガーディアンズ”たちが写し出されている。

『ガーディアンズ』は2018年1月20日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。