毎年、ハロウィンに新作が公開され、多くの映画ファン、スリラーファンを虜にしてきた『ソウ』シリーズ。このほど、その新章となる『ジグソウ:ソウ・レガシー』の公開に合わせ、1作目『ソウ』から7作目『ソウ ザ・ファイナル3D』までをたった3分でふり返る“ソウ集編映像”が完成した。>>あらすじ&キャストはこちらから2004年1月、ある1本の映画にサンダンス映画祭はソウ然となった。密室に囚われた被害者に仕掛けられる戦慄のゲーム、それらすべてを飲み込む驚愕のクライマックスで常に観客を恐怖と興奮の境地へと連れていく、究極の状況設定=「ソリッド・シチュエーション」として、スリラー映画史の金字塔となった『ソウ』シリーズ。そのメインキャラクターであるジグソウは、連続猟奇殺人犯のジョン・クレイマー(トビン・ベル)の通称。死体にジグソウパズルを模した印をつけることが由来だ。人間心理を巧妙に読み取り、二重三重にも計算された残酷なトラップで被験者を追い込むジグソウ。ただし、殺人そのものは目的ではなく、「被験者」と呼ぶゲームの対象者に、生きる意味を見出させること、もしくは、自身の業を正させることがその最大の目的である。シリーズ3作目の『ソウ3』(’06)では、もともと抱えていた不治の病でこの世を去るも、以後、次々と現れる彼の後継者たちが現れ、“ジグソウの意思”とは反した殺人を行い、暴走。だが、後継者たちの暴走を予期し、死してなお、さまざまな対策を施しておくなど、シリーズを通して実質的に物語を掌握していたのは彼だ。今回公開された映像は、そんな過去の『ソウ』シリーズ7作のソウ尺682分(※本編尺でカウント)をわずか3分に濃縮。不敵な笑みを浮かべる腹話術人形ビリーも随所に登場しながら、ジグソウの歴史を紐解く衝撃的な内容となった。前作『ソウ ザ・ファイナル 3D』での終焉から7年。今回、『ジグソウ:ソウ・レガシー』として再び動き出した本作で示される“ジグソウ”とはいったい何者なのか? いまだ謎が多い本作の公開前に、この“ソウ集編”で『ソウ』の歴史を“ソウ”ざらいすることができソウ。なお、本作の監督を手掛けるのは『デイブレイカー』『プリデスティネーション』で一躍、スリラー界の若き才能と評されたマイケル&ピーター・スピエリッグ兄弟。新たな『ソウ』の世界を創造した。『ジグソウ:ソウ・レガシー』は11月10日(金)より全国にて公開。