俳優・藤原竜也が、10月14日(土)放送の「世にも奇妙な物語’17秋の特別編」でシリーズ初出演&初主演を果たすことが決定。藤原さんが主演を務める作品は、手塚治虫原作の「夜の声」。また相手役を人気急上昇の若手女優・飯豊まりえが演じる。大手IT企業のCEOである我堀英一(藤原さん)は、容赦なく社員の首を切る冷徹な経営者。そんな我堀が人知れず実践しているストレス解消法があった。それは、週末はホームレスとしてダンボールハウスに住むこと。ある週末、いつものようにホームレス姿で過ごしていた我堀の元に、一人の若い女性(飯豊さん)が男たちに追われて逃げ込んでくる。思わず彼女をかくまう我堀。男たちが去り、早く家に帰るよう促す我堀だが、ユリと名乗るその女性は我堀のダンボールハウスまでくっついてきてしまう。見捨てるわけにもいかず、ダンボールハウスに入れる我堀。ユリはそのままダンボールハウスに住み始め、ホームレス姿の我堀の世話を焼くように。お互い多くを語らずホームレス生活を送り始めた2人は、次第にひかれ合っていく…。ユリとより多くの時間を一緒に過ごしたいと考えた我堀は、CEOの身分については黙ったまま、自分の会社の入社試験を受けるようユリに言う。当然のごとく入社試験に受かり、我堀の元で働き始めるユリだが、我堀がホームレスと同一人物であることにはまったく気づかない。そんなユリをますます好きになった我堀は、自分がユリの慕っているホームレスと同一人物であることを隠したままプロポーズするのだが…。今回、“大手IT企業のCEO”と“ホームレス”といった正反対の2つの人生を送る藤原さん。役どころについては「勝ち組の葛藤じゃないですが、違う世界に強いあこがれがあって、普段の生活を遮断して違う新たな自分を出したい、見つけたい、という無い物ねだりの主人公です」と説明し、「普通の人ならそのまま勝ち組の道を進めばいいんですけど、でもそれだけではなくて、心にぽっかり開いた穴に気付いていて、自分の中で納得できない何かがあり、違う生活を追いかけています。そんな人間の破滅する姿が手塚治虫さんならではのうまい心理描写で描かれていると思います」とコメント。また「リラックスして楽しめるものになっていると思いますので、世代を問わず気楽に見ていただければと思います」とメッセージを寄せた。そのほか短編作品に、元「乃木坂46」にして卒業後本格的に女優の道を歩み始めた深川麻衣が、本シリーズ初出演で初主演。出演作「ポニーテール」は、ポニーテールの似合うマイ(深川さん)は恋にあこがれる女子大生。しかし、マイはそんなポニーテールに恋心を翻弄されることになるとはつゆとも知らず…。撮影を終え、「普段の生活では、なかなかできない経験もさせていただいて、すごく楽しかったです」と感想を述べた深川さんは、「楽しんでいただけたらうれしいです!」と呼びかけている。そして、「Sexy Zone」松島聡が「交換」という作品で主演を務める。スマホの画像アプリで遊んでいた高校生の寛太(松島さん)と泉(田中真琴)。寛太は不意に「…ねえ、マジなやつやっていい?」と泉に問いかけるが…。ドラマ初出演となる松島さんは、これまでテレビでは見せたことのない意外な姿を披露するという。土曜プレミアム「世にも奇妙な物語’17秋の特別編」は10月14日(土)21時~フジテレビにて放送。
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