トム・ホランドは、自身が主役を務める映画『スパイダーマン:ホームカミング』に対するキルスティン・ダンストの批判を気にしないと発言している。2002年から2007年公開のサム・ライミ版『スパイダーマン』3部作にヒロイン、メリー・ジェーン・ワトソン(MJ)役として出演したキルスティン・ダンストは、今回のリブート版に対し否定的なコメントを残していた。それに対し、トムはキルスティンには意見を言う権利があるとして、彼女の発言は気にしないと反応した。トムは「Movie 'n' Co UK」に次のように語っている。「キルスティンには意見を言う権利があるからそれについては何も言えないけど、僕は決してお金のために出演したんじゃない。お金の有無とは関係なくやらなければならない仕事なんだ。確かなのは、今回出演したことで僕は最高の時間を過ごせたこと、そしてこの映画が本当に好きだということだよ。だからもし彼女が観たくないと言っても僕は構わない。彼女のことを嫌いになることもないよ、考えを主張する権利があるんだから。それでいいんだよ」。トムの一連のコメントは、先日キルスティンが自身がトビー・マグワイアと共演したオリジナル版が「最高」でそのほかのシリーズは単にお金儲けのために作られたものだと発言したことに対してのものだった。キルスティンは「marie claire(マリ・クレール)」誌にこのように語っていた。「私たちが1番良いものを作ったわ、そうでしょ? 本当に作りたいものを作り上げたのよ。新シリーズは単なるお金儲けよ。明らかにそうじゃない。私が言いたいことわかるでしょ? 別に構わないけど。皆も私たちのスパイダーマンが好きに決まってるわ。だってそうでしょ? オリジナル版が1番よ」。『スパイダーマン:ホームカミング』の大ヒットを受け、トムは「マーベル」と「ソニー」による2019年公開予定のスパイダーマン新作、そして『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』の出演を控えている。(C) BANG Media International