劇場版オリジナルアニメの同名実写映画化『心が叫びたがってるんだ。』初日舞台挨拶が7月22日(土)、都内にて行われ、メインキャストの中島健人(「Sexy Zone」)、芳根京子、石井杏奈(「E-girls」)、寛一郎の4名に加え、熊澤尚人監督が顔を揃えた。「あいうえお」作文風に『ここさけ』を1語ずつ担当し、叫んだ4人。「打ち合わせしていないからなあ」と「け」のトリを担当した中島さんが焦る中、サプライズで3人が中島さんへの思いを叫ぶと、感極まった中島さんは「『ここさけ』メンバー、マジ大好き!」とうれしさを爆発させていた。『心が叫びたがってるんだ。』は、目の前の大切な人に「好き」と言えない高校生たちの青春映画。成瀬順(芳根さん)は、小さい頃のあることがきっかけで、うまくしゃべることができなくなってしまう。しかし、「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命されたことから、同級生の本音を言えない坂上拓実(中島さん)、坂上の元恋人の優等生・仁藤菜月(石井さん)、夢に破れた野球部の元エース田崎大樹(寛一郎さん)と触れ合ううちに、徐々に笑顔を取り戻していく。「こ、こ、さ、け」とひとりずつ叫ぶことになり、トップバッターを飾った寛一郎さんは「こんにちは!」と第一声をあげた。続く石井さんが「このメンバーでここまでこれたのも!」、とつなげ、芳根さんが「最高に最強な座長のおかげです! そんなうちの座長は?」と中島さんに振った。見事なパスに、中島さんは「王子」を全開にして「ケンティです!」とポーズを決めながら叫び、観客から大きな拍手が寄せられた。中島さんを除く3人で「実は内容を打ち合わせした」と明かせば、中島さんは「うれしさで叫んでいます、ありがとう!」と、喜びに満ちた笑顔を広げた。本作の「最高の失恋はあなたをきっと強くする」というキャッチコピーにかけて、「自分を強くしてくれた〇〇は?」と尋ねられたキャスト陣。中島さんは「ポジティブシンキングですかね。生きる上で、ずっとポジティブでいたいなと思っていて、運命とかも創造するものだと思っています」と、強く発言。芳根さんと石井さんが『ここさけ』の撮影に触れたエピソードを重ねた後、聞かれた寛一郎さんは「皆、いいことを言っていて、どうしよう…。やっぱ睡眠、ですね。寝るときは12時間くらい寝ます」と素で答えると、中島さんが「それアメリカ行けるよ、すごいなあ」と突っ込みながらも、長時間睡眠にやや感心していた。『心が叫びたがってるんだ。』は全国にて公開中。