先月、口パクパフォーマンスで対戦相手と競う人気番組「リップ・シンク・バトル」に出演し、大絶賛を浴びたトム・ホランドが心境を語った。露出度の高いコスチュームにウィッグとメイクでリアーナになりきり、見事な口パクぶりとアクロバティックなダンスで「アンブレラ」を披露したトム。対戦相手で『スパイダーマン:ホームカミング』の共演者のゼンデイヤは、歌手・ダンサー・パフォーマーであることから、勝つためには何かおもしろいことにトライしなきゃと思い、女装することになったという。「僕にだって、ダンスのバックグラウンドはあるからね。子どもの頃“ビリー・エリオット”だったし。だから、おもしろいことと同時にダンスの要素も入れようと思ったんだ。本当にドキドキしたよ。おもしろいと思う人もいれば、怒る人もいるんじゃないかって」。トムは7年ほど前に、ミュージカル版「リトルダンサー」で主役のビリー・エリオットを演じた経験がある。結果として、大好評だったトムのパフォーマンス。「僕はあの瞬間、本物のリアーナだったね」とトムは自分の“なりきり”具合に満足し、「ただただラッキーだったよ! みんなが僕のユーモアを見て、受け入れてくれて。最高に楽しかった!」とふり返っている。