まず、今年の注目男子の1人、ブレントン・スウェイツが演じるヘンリーは、フレッシュな若き水兵だ。ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)の息子であり、呪いにかけられた父ウィルを救うべく、唯一その呪いを解くことができる“ポセイドンの槍”を探しながら旅をしている。そして旅の途中、父のかつての相棒であるジャックの助けを求めてやってくるのだ。

先日解禁された予告編では、なぜか檻に閉じ込められたジャックの元にヘンリーがやってきて「死者の軍団が あんたを狙ってる 助かりたいなら“槍”が必要だ」とジャックに危険が迫っていることを警告しながら、“槍”探しを手伝うように懇願。危機から逃れるために、ジャックもやむなく“槍”探しを手伝うことになる。
そして、予告編でのヘンリーの台詞には「彼女の助けが必要だ」とあるが、その“彼女”というのがもう1人のメインキャラクターとなるカリーナだ。カリーナは、美しき天文学者。知性を持ち合わせた彼女は、父親が残したという“ガリレオの日記”を手掛かりに旅をしていたが、ジャックやヘンリーと行動を共にすることとなる。彼女の持つ“日記”もまた、ストーリーのキーアイテムとなるという。

『メイズ・ランナー』シリーズで注目度急上昇中のカリーナ役カヤ・ステゴラリオは、カリーナとヘンリーについて、「2人が初めて出会ったとき、それぞれが自分の旅をしていたの。それぞれ使命をかかえていた。同時に2人はお互いの助けを必要としていた。それで、2人は連帯することになるの」と語っている。
さらに、「けれど2人はすべてに同意することができないの。彼女は科学者であるのに対し、彼は“スーパー・ナチュラル”を信じているような人で、2人の意見はたびたび衝突しがちなの。しかし旅をつづけていくうちに、その関係は変化し、共通の価値観が生まれていくのよ」と明かし、ストーリーの展開にもかかわる2人の関係性をにおわせている。
この2人がジャックと共に巻き起こす新しい旅に、期待が膨らむ。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は7月1日(土)より全国にて公開。