第69回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞したグザヴィエ・ドランの監督作『たかが世界の終わり』。2月11日(土)からの日本公開に合わせて「グザヴィエ・ドラン特集」が開催されることが決定し、監督デビュー作『マイ・マザー』から出演最新作『神のゆらぎ』まで代表作7作品が一挙上映されることになった。「もうすぐ死ぬ」と家族に伝えるために、12年ぶりに帰郷する人気劇作家・ルイ(ギャスパー・ウリエル)。母のマルティーヌ(ナタリー・バイ)は息子の好きな料理を用意し、幼いころに別れた兄を覚えていない妹のシュザンヌ(レア・セドゥ)は慣れないオシャレをして待っていた。浮足立つ2人と違って、素っ気なく迎える兄のアントワーヌ(ヴァンサン・カッセル)。彼の妻のカトリーヌ(マリオン・コティヤール)はルイとは初対面だ。オードブルにメインとぎこちない会話が続き、デザートには打ち明けようと決意するルイ。だが、兄の激しい言葉を合図に、それぞれが隠していた思わぬ感情がほとばしる――。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のアンバサダーを務め、現地時間1月19日にパリで開催された「2017-18年秋冬メンズコレクション」にも登場したドラン。今回、東京のユジク阿佐ヶ谷にて、監督のみならず俳優としても活躍する彼の代表作が一挙に上映される。19歳で監督・脚本・主演を務めた鮮烈なデビュー作『マイ・マザー』から、カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した『Mommy/マミー』、日本でもスマッシュヒットとなった『わたしはロランス』など、ドランの現在に至るまでの軌跡をスクリーンで追うことができそうだ。『たかが世界の終わり』は2月11日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。<グザヴィエ・ドラン特集>は2月11日(土)~2月24日(金)、ユジク阿佐ヶ谷にて開催。上映作品:『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』『神のゆらぎ』『トム・アット・ザ・ファーム』『エレファント・ソング』『Mommy/マミー』『わたしはロランス』の計7作品。