ANAインターコンチネンタルホテル東京36階にある大人の空間「MIXX バー&ラウンジ」では、6つのお伽話をイメージして創作したオリジナルカクテル「日本のお伽話カクテル」が年間を通じてシリーズで登場。特別な器と自然素材を用い、ミクソロジーの技術でお伽話の世界観を表現する。本企画は、海外客が多く、国際色豊かな文化が交差する「MIXX バー&ラウンジ」で、「日本のお伽話カクテル」を通じて、日本古来の心温まるフェアリー・テールを紹介したいという思いから発案されたという。「日本のお伽話カクテル」のモチーフとなるのは、「浦島太郎」「花咲か爺さん」「一寸法師」「桃太郎」「かぐや姫」「笠地蔵」の6つの物語だ。これを1年間の間、2か月ごとに順番に展開していく。レシピは現代のミクソロジーのテクニックを駆使し、懐かしさと新しさを同時に感じさせるような趣向を持たせた点を特徴としている。また器は、グラスのみならず、陶器や漆器、木箱、竹、稲穂、布や和紙など、特別な器に自然素材や和小物を使って、物語の世界観を表現している。カクテルの価格は、2,300円(サービス料・消費税別)。1月・2月の「日本のお伽話カクテル」は、泡盛をベースにグリーンティーリキュールや抹茶、ブラウンシュガーを合わせ、金箔をあしらった「浦島太郎」が登場。物語のキーアイテムである玉手箱に見立てた箱が添えられていて、飲んでしまうのがもったいないと思うほど細部まで細やかにデザインされたカクテルは、これまでにないカクテルの楽しみ方を教えてくれそうだ。同ラウンジでは、「日本のお伽話カクテル」を一冊のメニューブックにまとめ、それぞれのカクテルの頁にお伽話のあらすじを日本語と英語で紹介している。日本の寓話に込められた普遍的なメッセージに思いを馳せながら、アーティスティックな趣きの一杯を心行くまで味わってみたい。