現在公開中ののん主演アニメーション映画『この世界の片隅に』が、この度公開7週目で興行収入8億円、動員数は60万人を突破したことが分かった。すずは、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。昭和19年、20km離れた町・呉に嫁ぎ18歳で一家の主婦となったすずは、あらゆるものが欠乏していく中で、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。だが、戦争は進み日本海軍の根拠地だった呉は、何度もの空襲に襲われる。庭先から毎日眺めていた軍艦たちが炎を上げ、市街が灰燼に帰してゆく。すずが大事に思っていた身近なものが奪われてゆく。それでもなお、毎日を築くすずの営みは終わらない。そして、昭和20年の夏がやってきた――。本作は、片渕監督が6年の歳月をかけて作り上げたアニメーション映画。 戦時下の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前を向いて生きる女性・すずの日々を描いている。キャストには、 主人公・すず役ののんさんを始め、細谷佳正、小野大輔、潘めぐみら人気声優陣らも脇を固める。11月12日の公開から7週目となった12月24日、25日の週末興行成績は4,500万円、動員は3万人、公開館数は初週より43館プラスされ106館となり、正月興行の大作が続々と公開する中、全国映画動員ランキングでは10位を死守しており好調だ。そして今回の結果を受けて、片渕監督から「2016年は、映画『この世界の片隅に』の完成、公開とともに、たくさんの出会いとご縁に恵まれた年になりました。 これからもよろしくおねがいいたします」と感謝の気持ちが込められた直筆のメッセージも到着。年明けには、順次累計200館を超える予定の本作。広島国際映画祭2016での「ヒロシマ平和映画賞」受賞など、映画賞でも高い評価を得ており、今年多くのアニメーション作品がヒットを繰り出す中、本作の勢いもまだ続きそうだ。『この世界の片隅に』は全国にて公開中。
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