『ハリー・ポッター』新シリーズとして、本年度実写映画で最速30億円突破の大ヒットとなっている『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。このほど、主人公ニュート・スキャマンダーを演じたエディ・レッドメインもお気に入りだと語る、誰もがうっとりすること間違いなしの“魔法のディナーシーン”がシネマカフェに到着した。新たなシリーズの主人公となる魔法使い、ニュート(エディ)は、魔法動物(ビースト)を調査するため世界中を旅している魔法動物学者。魔法のトランクの中を魔法動物でイッパイにしてニューヨークを訪れたニュートだったが、ひょんなことからトランクを人間(マグル=米国ではノー・マジ)のジェイコブ(ダン・フォグラー)のものと取り違えられてしまう! そんなジェイコブが取り違えたことを知らずにトランクを開けてしまったことから、人間界に大量の魔法動物たちが逃げ出し、街は大混乱に。今回到着した映像は、そんな騒動の末、ニュートとジェイコブが魔法使いの姉妹ティナ(キャサリン・ウォーターストン)と、クイニ―(アリソン・スドル)のアパートを訪れ、飛び交う魔法に目を奪われる摩訶不思議なディナーを共にするシーン。映像の冒頭では、ティナとクイニ―が杖をひと振りするや否や、食器棚からは次々とお皿が飛び出し、ナプキンは鳥のように羽ばたきながら画面を横切っていく。さらに、意思を持ったように動き回る食材たちが、次第に美味しそうなディナーになっていく様は、まさにファンタジックでファンタスティック。“これぞ魔法の世界”ともいえるこのシーンは、ニュートを演じるエディもお気に入りだと明かしており、「この映画の好きなことの1つは、それぞれのキャラクターが違った魔法を見せてくれることなんだ。クイニ―が料理をして、ティナがテーブルの上をアレンジメントする。パワフルな魔法と日常が混じっているところも楽しかったんだ」と、エディ自身も魅了されたと語っている。続けて、「僕にとって難しかったのは、“ニュートにはそれがごく普通”だということ。彼は珍しく観察したりせず、普通にしているんだ」と語り、撮影現場では目の前に広がる “魔法の世界”へのワクワクを抑えるのに必死だったという秘話も明かしてくれた。また、この映像でさらに注目なのが、観ている人も、劇中のジェイコブも、思わずうっとりしてしまう素敵な雰囲気の一方で、何やらこそこそとドアに向かっていくニュートの姿。実はニュート、魔法動物たちといるほうが気が楽なほどの人見知り。ティナやクイニーに呼び止められてしまったニュートが見せる、「異国の地で、見ず知らずの人と食事をするなんて…」という心の声が聞こえてきそうな苦笑いは、可愛らしい不思議な魅力を放っている。これほどまでに人見知りなニュートが、どのようにしてティナ、クイニー、そしてジェイコブと信頼関係を築いていくのかも、本作の見逃せないポイントになりそうだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。
エディ・レッドメインが冷酷な殺し屋ジャッカルを演じる「The day of the Jackal」予告編 2024.10.10 Thu 16:00 『ファンタスティック・ビースト』シリーズのエディ・レッドメ…