かつて「シャネル(CHANEL)」の香水「COCO」のイメージモデルを務めた母・ヴァネッサ・パラディの背中を追うように、「No.5 ロー」やサングラスのモデルに就任。すっかり「シャネル」の顔のリリー=ローズ・デップが、モデルとしてランウェイデビューを果たした。「シャネル」のデザイナー・カール・ラガーフェルドのお気に入りのリリー。「People」誌によると、いままでに「シャネル」のファッションショーには何度も招待されてきたものの、モデルとして本格的にランウェイを歩くのはこれが初めて。パリで行われた2016-17年メティエダールコレクション「パリ コスモポライト」にモデルとして参加したリリーは、ゴールドのスパンコールが散りばめられたクロップドトップと同じ素材のミディ丈スカート、頭には大きなヘッドドレスを付けて登場。2回目の出番ではショルダー部分と裾がチュールであしらわれているブラックドレス姿を披露した。リリーのほかにはソフィア・リッチーや歌手のファレル、カールと親交が深いカーラ・デルヴィーニュもランウェイを歩いた。リッツホテルで行われたこのショーは、リリーが笑顔をふりまき、気さくなカーラは観客に声を掛けたりステップを踏んだりと和やかな雰囲気の中で行われたようだ。