バカリズム脚本、船越英一郎主演で送る木曜プラチナイトドラマ「黒い十人の女」が、12月1日(木)今夜放送の第10話でついに最終回を迎え、“10股男”の主人公・風松吉と、妻と9人の愛人たちの物語に幕がおりる。1961年公開の市川崑監督による日本映画の名作をバカリズムが現代に蘇らせた本作。どうして人は「不倫」に走るのか? なぜ「不倫」をやめられないのか? そして世間はなぜ、こんなに「不倫」で大騒ぎするのか…2016年、各所を騒がせた“不倫”というタイムリーなテーマを、バカリズムらしい分析とセリフ回しを駆使して描き出した。今回主人公の風松吉を演じた船越さんは、1961年の映画版で風松吉を演じた船越英二の息子でもあり、普段サスペンスでみせる「熱い男」を封印したその演技も話題となった。そのほか、テレビ局の受付で風との愛人歴は7か月という神田久未を成海璃子、若手女優で風との愛人歴は1年の相葉志乃をトリンドル玲奈、ドラマAPで愛人歴は5年の弥上美羽を佐藤仁美、舞台女優で8年間愛人を続けてきた如野佳代を水野美紀、久未の友人で愛人歴1年半の文坂彩乃を佐野ひなこ、愛人歴3年半の脚本家の皐山夏希をMEGUMI、志乃担当のヘアメイクで愛人歴3年の水川夢を平山あや、愛人歴4年の卯野真衣を白羽ゆり、志乃のマネージャーで愛人歴は9か月の長谷川冴英をちすん。そして風の妻、睦を若村麻由美がそれぞれ演じている。前回の9話で、風の妻と愛人たち9人は風の殺害計画を企て、LINEグループで連絡と取りあいながら、12時間以内に10錠飲めば死ぬという薬を1人1錠ずつ飲ませ風を葬り去った…はずだったのだが、なんとMEGUMIさん演じる夏希からの「風が生きている」というLINEが。一致団結していたはずの10人の女たちは壮絶な修羅場を迎えることに。10股男・風松吉と愛人たちとの最終決戦が始まる…というのが今夜のストーリー。先日2か月半に及ぶ撮影を終えクランクアップした際、船越さんは「予測不可能な結末に向かってストーリーが加速していきます。可笑しくも哀しい、人間ドラマを思いっきり笑い飛ばして下さい」と作品の見どころについてコメント。愛人を演じた女優陣からもバカリズムさんの脚本の面白さを賞賛する声が相次いでいた。10股男と10人の女、ゲス不倫ならぬ“カオス不倫”が驚きの結末を迎える今夜の「黒い十人の女」は、12月1日(木)今夜23時59分~日本テレビ系にて放送。
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