相撲を愛する女子、通称“スー女”が急増中という昨今。加えて、TBS「トコトン掘り下げ隊! 生き物にサンキュー!!」などテレビに多数出演、雑誌やネットでも話題沸騰中なのが、とある相撲部屋で飼われている猫のモルとムギ。このほど、その写真集「相撲部屋の幸せな猫たち」が発売されることになった。東京にある相撲部屋・荒汐部屋で暮らす、猫のモルとムギ。ノラ猫と捨て猫だった2匹は、荒汐部屋の家族になった。今年12歳のモルは、モンゴル語で「猫」を意味する言葉で、荒汐部屋の最高位力士、モンゴル出身の蒼国来(そうこくらい)関が名付け親。福岡のノラ猫だったが、九州場所のときに拾われ、そのまま一緒に東京で暮らしている。お外にも散歩に行く、元気で人懐っこい子だ。一方、茶トラ白のムギは、荒汐部屋の前にある駐車場に捨てられていた猫。荒汐部屋の3階にある、力士たちのプライベートフロアからは出てこない人見知りだけど、みんなのことはよく見ている。そんな可愛い、もふもふの猫たちを、大きくて強い男子=力士たちが優しく包み込む…。何だかほっこりとする、癒やしの部屋の日常が目に浮かぶような写真集となっている。この「相撲部屋の幸せな猫たち」(リブレ刊)に続き、モルとムギの写真集は「荒汐部屋のモルとムギ」(リトルモア刊)ほか、11月に平凡社、河出書房新社からと4冊の発売が予定されている。両国国技館が連日大入り満員、豪栄道の初優勝もあり、いままた相撲が熱い中、話題の“相撲部屋の猫”たちからも目が離せなくなりそうだ。「相撲部屋の幸せな猫たち」は10月7日(金)より発売。(定価:1,200円+税)