あらゆる動物たちが暮らす“楽園”で、ウサギ初の警察官になった主人公・ジュディの活躍と成長を描く『ズートピア』。このほど、バイロン・ハワード監督とリッチ・ムーア監督が残念ながら“本編出演を逃した”幻のキャラクターたちを解説する、MovieNEXに収録されたボーナス映像がシネマカフェに到着。ムーア監督は、「出演は逃したけど、映画のどこかには活かされている」と明かしている。全世界興収は10億ドルを突破、日本国内興収も76億円突破の大ヒットとなった本作。ズートピアで巻き起こる動物たちの連続失踪事件を、ウサギ初の警察ジュディとサギ師のキツネ、ニックが協力し合い、時には互いにダマしダマされながら、真相に迫っていくファンタジー・アドベンチャー。解禁となった映像で、まず監督たちが語るのは、いつも叫んでいて、時々気を失うという変わり者のヤギ。ジュディは警察官になってから、最初は駐車違反の切符係しかやらせてもらえないのだが、そこで先輩の警察官としてジュディに声をかける役どころとして作られたキャラクターだという。続いて紹介されるのが、悪役となるはずだったブタ。ハワード監督によると、「ブタは知的な動物だから、悪役にするのも面白いと思った」とのこと。賢くて、お洒落で魅力的なブタの悪役とは、なんとも強烈なキャラクターだ。そして、最後に紹介するヒツジのウーリーは、あらゆる悪事を働くキャラクターとして作られたという。彼はコルセットを使って“細身に見せかけ”、コートを着てオオカミのふりをする予定だった。ムーア監督も、「つまり、オオカミの皮を被ったヒツジ」と、ユーモアたっぷりのコメントを寄せている。また、MovieNEXには、このほかにも製作の裏側や未公開シーンなどのボーナス・コンテンツをたっぷりと収録。本作に隠された、たくさんの見どころポイントを改めて確かめることができる。『ズートピア』MovieNEX(4,000+税)は発売中、デジタル配信中。