『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ.J.エイブラムスが製作を手掛け、『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リンが監督を務める『スター・トレック BEYOND』。この度、7月20日(現地時間)に米カリフォルニア州サンディエゴにて、本作のワールドプレミアが行われた。毎年恒例の大衆文化の祭典「コミコン・インターナショナル」の開幕に合わせて行われた本イベントには、クリス・パインを始め、ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、サイモン・ペッグ、カール・アーバン、ジョン・チョウ、イドリス・エルバ、ソフィア・ブテラ、リン監督、そしてエイブラムスとオールキャストが大集結! 会場には、先日行われたファン・デーに参加した人々が招待されたほか、約3,500人のファン駆けつけた。そして、世界初、IMAX初の野外スクリーン、オーケストラの生演奏付きで行われる豪華すぎる試写会にファンたちは大興奮。大観衆を前にキャストは笑顔が絶えず、ゾーイがザカリーの肩にもたれかかったり、壇上に上がる際ソフィアが転びそうになるとジョンがすかさず手を差し伸べるなど、チームワークの良さも垣間見える一面も。また、先日不慮の事故で亡くなったアントン・イェルチンを偲び、3分間の黙祷を捧げる場面も見られた。クリスは「こんなに根強い人気で、人々に大きな影響を与える作品に携われて本当に光栄だ。スター・トレックの一員になれてワクワクしているよ」と語り、「ジャスティンはすばらしかった。彼はシリーズに後から参加して、多くのキャラクターを素早く融合しなければならなかった。しっかり役目を果たしてくれたよ」と賞賛した。一方ジャスティンは「まさに夢が叶ったよ。『スター・トレック』は私の人生や家族にとって本当に大きな存在なんだ」と想いを述べ、「『スター・トレック』はとてもユニークなシリーズだ。映画シリーズにおいて唯一、映画・ドラマ・アニメと複数の媒体で成功を収めてきている。宇宙戦艦も2人のキャラクターの会話も同じくらい人の心をつかむ。だから私はスター・トレックが大好きなんだ」熱く語った。また、エイブラムスは「『スター・トレック』誕生50周年を讃える特別なものにしようと考えた。しかしそれと同時に、ただ特別なだけの映画ではダメで、上質なストーリーが必要だった。新しいレベルの試練がクルーを待ち構えていて、哲学的問題を問いつつも楽しめるという『スター・トレック』の良さを生かしたストーリーだ」と本作について話していた。会場では盛大に花火も打ち上げられ、スター・トレック50周年に相応しい、超豪華なプレミアイベントとなった。『スター・トレック BEYOND』10月21日(金)より全国にて公開。
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