製作ティム・バートン&主演ジョニー・デップが贈る、世界的ブームを巻き起こした待望のシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。5月8日(現地時間)にイギリス・ロンドンにて会見が行われ、ジョニーを始め、ミア・ワシコウスカら豪華キャスト陣が集結した。『アリス・イン・ワンダーランド』の“はじまり”の物語を描く本作。悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間を遡るアリスの冒険を描くファンタジー・アドベンチャーだ。彼女を待ち受けるのは、秘められた真実と“時間の番人”タイムとの戦い。はたして、マッドハッターを救うことはできるのか? そして、運命に逆らい過去を変えることはできるのか――。この日、会見に登場したのは、アリス役のミア、マッドハッター役のジョニー、そして本作で物語の鍵を握るタイム役のサシャ・バロン・コーエンと監督のジェームズ・ボビン、製作プロデューサーのティム・バートンら。多くの謎に包まれている新キャラクターと幻想的な“時間の世界”。今回、公の場で初めてとなる会見に挑むジョニーたちは撮影後、共演者と久しぶりの再会ともあって終始和やかなムード。アリスの世界を描いた会場では、アフタヌーンティーでふざけたりとお茶目なジョニーの一面もあった。「いろんなマッドハッターを演じることが出来て楽しかった」と語るジョニーは「(続編となる)本作ではマッドハッターとしてアリスとの関係をさらに掘り下げて役作りをしたよ。過去に心を奪われたマッドハッターは、必衰していたから“マッド”な人がより“マッド”になったときどうなるのか、常に自分に問いかけながら演じたんだ」と話した。6年ぶりのアリスを演じたミアは「ボビン監督がキャストを励ましたり、すごく楽しい空間を作ってくれたわ。お蔭で自分もすんなりとキャラクターに入りこめた。本作にユーモアな要素がたくさん入っているのも監督の態度だったりキャストの盛り込み方にあると思う」とコメント。また本作でタイム役として登場したサシャは「とにかく楽しいキャラクターであることが重要だったんだ。今回の撮影でつらかったのはジョニーのイタズラかな。彼のセキュリティーチームに襲われたり、輪ゴムを投げられたりしたんだ」と和気あいあいとした撮影現場だったことを語った。最後にジョニーは「一つだけ謝りたいことがあるんだ…」と深刻な顔で「今回犬を連れてこれなくてごめんね」と、昨年5月のオーストラリア訪問時に愛犬2匹を申告せずに持ち込んだことに触れ、会場の笑いを誘った。10日(現地時間)にはロンドンにてヨーロピアンプレミアが予定されている。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国にて公開。協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン