昨年9月から「レベル・ハート・ツアー」で世界を飛び回っているマドンナ。今月13日、14日には日本で公演するも開演時間を大幅に遅れて登場し、終電のために開演早々帰らざるを得ない観客が続出するなど大騒動となった。日本に限らず、台湾、アメリカのケンタッキー州などほかの都市の公演でも遅刻するディーバっぷりを見せている。日本を発つと香港、マカオ、マニラへ。マニラでのコンサート中、マドンナは自ら過去の苦い思い出を明らかにした。「前にフィリピン人のトレーナーを雇っていたの。本当にきれいな女性でゴージャスで、トレーナーとしても才能のある人だったわ。でもね、彼女ったら私の彼氏と寝たのよ!」と世界のディーバがトレーナーに彼氏を寝取られたという自虐ネタに観客は大笑い。「だからクビにしてやったわ!」とマドンナ流のお仕置き方法を語ると会場はさらに沸いた。マニラではコンサートのほかに、恵まれない子どもたちを保護する施設に訪れ、子どもたちと時間を過ごし、慈善活動にも精を出した。AP通信によると、当初施設側は、マドンナのバックダンサーたちが訪問すると聞かされており、マドンナ本人が来ると知らされたのは彼女が到着するわずか1時間前というサプライズだったそうだ。