マドンナが14日(現地時間)に英マンチェスターで行われたコンサートに1時間登場が遅れ、大波乱を巻き起こしたようだ。マンチェスター・アリーナで行われた同公演で機械系統の故障したため開演が遅れたことにブーイングを受けたマドンナだが、そのファンたちに対して暴言を吐いて応戦したという。「Manchester Evening News」紙によれば、マドンナは観衆に対して「ビデオが壊れたの。ビデオがなかったから再起動できるようになるまで待たなきゃいけなかったのよ。自己中なディーバがいるからって理由なんかじゃないのよ。あんたたちみたいなディーバがそのことにずっと文句言っていたいなら私のショーなんかに来ないでちょうだい」と口にしたそうだ。現在敢行中の「レベル・ハート・ツアー」で唯一のイングランド北部公演となっていた同日だが、開演時間が午後9時に予定されていたにも関わらず10時過ぎになるまでマドンナは姿を現さなかったという。会場では開演が遅れている理由について「アーティストの管理を超える原因」によるものだとアナウンスが流れていたものの、苛立った観衆の中には会場を去る人もいたそうだ。ソーシャルメディア上でもファンは怒りを表しており、「マンチェスター・アリーナで50分以上も遅れているのに何のアナウンスもなし。あり得ない。みんな仕事があるっていうのに」とツイートしていたほか、「マンチェスター・アリーナで何千人もが待っているのに、マドンナは怠慢すぎてどうなっているのかさえも伝えようともしない!」と綴っている。やっと開演した後も、機械系統の故障によりアンコールもなしに中途半端に幕を閉じたという。(C) BANG Media International