「祭」をテーマに日本のポップカルチャーを伝える「SUUPAA JAPAN presented by WAKUWAKU JAPAN」が11月14日にシンガポール セントーサ島で行われ、俳優の佐藤健がトークショーを行った。佐藤がシンガポールを訪れるのは今回が初めてとあって、シンガポールのみならず、マレーシア、インドネシアなど東南アジア各国から1000人を超えるファンが押し寄せ、会場は熱気に包まれた。「WAKUWAKU JAPAN」は、東南アジアを中心に、日本のドラマやバラエティ番組など人気のコンテンツを配信するケーブルチャンネル。東南アジアの視聴者に好きな日本の俳優についてアンケートをとった結果、佐藤健が上位に。このため7月には出演番組を集めた「佐藤健特集」が組まれ、今回の参加が決定した。佐藤の代表作でもある「るろうに剣心」シリーズは、第2・3作目のアジアプレミアを2014年8月にフィリピン、マニラで行い5万人の歓迎をうけるなど、東南アジアで絶大な人気を誇る。佐藤の来星を待ちわびていたファンは朝から会場につめかけ、佐藤が登場し、流暢な英語で挨拶すると会場は黄色い声にあふれた。当日は35度に迫る暑さで、佐藤が「あつー!!!」と声を上げるとファンはすぐに日本語を理解して笑いが起きた。その後は「仮面ライダー」「ROOKIES」「ビター・ブラッド」「天皇の料理番」など代表作について制作秘話を披露した。40分ほどのトークショーの中盤、あまりの暑さに着ていたジャケットを脱ぐとファンが大興奮。仕草ひとつひとつに反応するファンの熱気ぶりに圧倒された様子だった。今回、シンガポールを初めて訪れた佐藤は、「おとといの夜は、サッカーのシンガポール対日本戦を観たんです。興奮しましたね!夕食は、チキンライスとラクサを頂きました。とっても美味しかったです。昨日の夜は、チリクラブを頂いて、そのあとマーライオンを見に行きましたよ!シンガポールを満喫しています!」と嬉しそうに語った。また、最新作となる映画「バクマン。」がシンガポールで11/19から公開することもあり、佐藤からファンに映画の見所が語られた。同作の原作者である小畑健氏の「デスノート」はシンガポールで大ヒットしたこともあり、現地アニメファンに「バクマン。」は大きな期待が寄せられている。最後にファンからの質問に答えるコーナーでは、「ダンスを披露してほしい!」というリクエストに苦笑する場面も。「そんな無茶なこと言うと帰るよ!」と話しながらも、終始東南アジアファンとの交流を楽しんでいた。
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