『劇場版MOZU』やドラマ「サイレーン」など、いま大活躍の松坂桃李が主人公の“紳士なクマ”の日本語吹き替えを担当する『パディントン』。このほど、木村佳乃、古田新太、斉藤由貴、三戸なつめが吹き替えキャストに参加することが決定。登場人物たちが勢ぞろいした新ポスタービジュアルも解禁となった。ペルーのジャングルからロンドン・パディントン駅にやってきた小さな紳士の“クマ”が、親切なブラウン一家に出会い、共に暮らしながら巻き起こる冒険を描いた本作。世界的ロングセラーの児童小説を『ハリー・ポッター』シリーズの製作者が実写映画化。“紳士なクマ”パディントンの声を『007 スペクター』のベン・ウィショー、その日本語吹き替えを松坂さんが担当していることでも話題となっている。今回、そんな本作の新ポスタービジュアルが完成! 愛らしくスーツケースにちょこっと座るモフモフのパディントンの背景に、登場人物たちが絵画のように飾られたデザインとなっている。本作でパディントンをつけ狙う謎の美女・ミリセントを演じているのは、ニコール・キッドマン。『めぐりあう時間たち』でアカデミー賞に輝いた名女優が、振り切った悪役の演技で魅了する。その吹き替えを担当するのは、これまで『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』、『ジュラシック・ワールド』の吹き替えを担当してきた木村さんだ。「小さいころから大好きだった『パディントン』が実写化されると聞いて、これは絶対にやらせていただきたい! と思いました」とすぐに快諾。今回は「彼女(ニコール)が表現したお芝居を日本語でいかに分かりやすく声だけで表現していくかに気を配って演じました」と語り、「美術がとてもきれいな映画で、ブラウンさん一家のセットが本当に素晴らしいです! それから、(ブラウンさん一家の隣人の)カリーさんが登場するシーンはコミカルでお気に入りです」とコメントを寄せている。また、何かを問題を起こすパディントンを最初は煙たがるものの、ブラウン一家の家主として心配性で家族思いのお父さん・ブラウンさんを演じるのは、「ダウントン・アビー」『ミケランジェロ・プロジェクト』のヒュー・ボネヴィル。その吹き替えを担当する古田さんは、「声優の仕事は好きなので、二つ返事で『やらせてください』と引き受けました」とコメント。「洋画の吹き替えはあまり経験がないので楽しくやれました」と明かし、「ご夫婦や、お父さん世代の方がお一人で観ても楽しめる映画」と太鼓判を押した。さらに、冒険物語の挿絵画家で、優しいお母さん・ブラウン夫人を演じるのは『ブルージャスミン』のサリー・ホーキンス。その声を担当するのは、「吹き替えをするのはものすごく久しぶり」という斉藤さん。「家の中のインテリアのしつらえなどもとてもセンスのよさが滲み出るもので、そういう女性の吹き替えができたのはとても嬉しかったです」と喜びのコメントが届いている。そして、反抗期で「キモい」が口癖だけどしっかり者の勉強家、マデリン・ハリス演じるブラウン一家の娘・ジュディを担当するのは、三戸さん。「とてもやってみたかった仕事でしたし、しかも小さいころから見ていた大好きなパディントンの映画化だったのですごく嬉しかったです」と語る三戸さんは、本作が吹き替え初挑戦! 「セリフをいうタイミングだったり、イントネーションが難しかったです。ジュディが中学生だったのでいつもより高い声でセリフを言ったり子どもらしさを大事にしました」と苦悩して挑んだことを明かした。また、ジュディはパディントンからクマ語を教わるのだが、「私のクマ語も是非聞いてください!^ ^」と明かしており、それも見どころのひとつになりそうだ。『パディントン』は2016年1月15日(金)より全国にて公開。
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