「星の王子さま」のその後の物語をアニメーションで描く『リトルプリンス 星の王子さまと私』の世界を体験できるイベントが、愛知県豊田市でまちぐるみで展開されることが明らかとなった。1943年に発表されたアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによる永遠の名作を、現代を生きるひとりの“女の子”を主人公に据えて描き、本年度カンヌ国際映画祭でも絶賛を集めた本作。このほど開催が決定した豊田市のまちぐるみのイベントは、豊田市のイルミネーションキャラクターである「イルミちゃん」が「星の王子さま」をモチーフにしていることから実現した。また、豊田市は2年後のシネマコンプレックス開館に向けて「映画を活かしたまちづくり事業」を推進しており、今後都市の新たな魅力として「映画文化の創出」を目指すとのこと。本企画は、「Toyota City Montage “ものがたり”つむぐ街 」をテーマに、“つむぐ”ことから発展した豊田の街で、本作の世界観を紡ぎ合わせ、”ものがたり”が織り成すメッセージを体験できるイベントとして展開される。11月5日(木)に実施される本作の日本語吹き替え版キャストの鈴木梨央と津川雅彦を迎えた上映会を皮切りに、「T-FACE」8Fのムービングブリッジ天井を利用した天体インスタレーション・アートや、コモ・スクエアに特設される映画の象徴的なモチーフ“星屑のスノードーム”のほか、リトルプリンスがくれた大切な言葉を集めるキーワードラリーなど、各所で作品の世界観を体感できるようだ。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて公開。