『スターウォーズ/フォースの覚醒』の出演でも注目を集める実力派俳優オスカー・アイザックが主演を務め、24の映画賞に40ノミネート・6部門を受賞した『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』が10月1日(木)より公開される。このほど、80年代のニューヨークを舞台にした緊迫の社会派ヒューマンドラマに、俳優の坂上忍を始め、“成功とは何かを知る大人の男たち”から“共鳴”のコメントが到着した。1981年、犯罪と暴力が氾濫するニューヨークのオイル業界。クリーンなビジネスを信条に一代でオイルカンパニーを築きあげた移民のアベルとその妻アナ。事業拡大のため、ある土地購入の頭金として全財産を投入した直後、何者かの手によって、オイルを積んだトラックの強奪が相次ぎ、脱税による嫌疑、家族への脅威など、次々にトラブルがのしかかる。悪いうわさは一気に広まり、ついに銀行から融資を断られ、信頼していた妻との間にも亀裂が。刻一刻と破産が迫るなか、孤立無援のアベルはトラブル解決のために奔走する――。『インサイド・ルーウィン・ディヴィス 名もなき男の歌』や『スターウォーズ/フォースの覚醒』などで、いま注目度&人気ともに急上昇中のオスカー・アイザックが主人公のアベル役を務め、妻アナ役を『ゼロ・ダーク・サーティ』『インターステラー』のジェシカ・チャステイン、さらに、アベルを追い詰める検事役を『グローリー/明日への行進』のデヴィッド・オイェロウォと演技派が集結する本作。オイルビジネスの世界で経営者が強いられる壮絶な危機を、圧倒的クオリティと息もつかせぬ緊迫感で描き、本年度の映画賞を席巻。監督を、デビュー作『マージン・コール』とロバート・レッドフォード主演の『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』の2作品でハリウッドの次世代を担う旗手と称えられたJ・C・チャンダーが務めている。この、いまの世代にも通じるリアルな人間ドラマは、俳優の坂上さん、ジャーナリストの鳥越俊太郎、映画監督の崔洋一といった、社会での酸いも甘いもかみ分け、“成功”とは何かを知る大人の男たちをすっかり魅了した様子だ。<コメント>・坂上忍(俳優)最も正しい道…。誰もが通りたくても、なかなか通れない道。でも、目指さなきゃいけない道。監督のブレが一切ない、信念の映画だ!・鳥越俊太郎(ジャーナリスト)アメリカン・ドリームという甘美な響き。しかし、現実は厳しい。正直一途な移民夫婦は会社経営で成功を夢見るが、危機が迫る!・崔洋一(映画監督)夢に漂う男と女。掌から溢れ落ちる雫はあまりにも切ない。『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』は10月1日(木)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開。