ウォンビンにペ・ヨンジュンの結婚、ソン・スンホンの熱愛発覚…と第1次韓流スター達のおめでたいニュースが次々と飛び込んでくる最近の韓国芸能界。そんな中、私たちの「最後の砦」(!?)カン・ドンウォンが新作を届けてくれました! 今週末公開『世界で一番いとしい君へ』。本作では実生活よりも先に「結婚、子育て」と初の“父親”役に挑戦。また高校生の制服姿も披露しています。テコンドー選手を目指していた高校生のデス(カン・ドンウォン)とアイドルを夢見ていたミラ(ソン・へギョ)は運命的に出会い、17歳で妊娠、結婚。33歳になったデスとミラは、成長が急速に進む先天性早老症のため16歳でありながら身体年齢が80歳の息子アルムと共にお互いを支えあって暮らしていた――。予期せぬ妊娠に慌てふためく制服姿のカン・ドンウォンの、オンザ眉毛におかしなヘアカラー姿はなんとも斬新。悪ガキでカッとなったら向こうみずの、“あの頃”の少年をナチュラルに演じています。(制服ですらスタイリッシュに見えてしまうのはさすがモデル出身。同じ人間とは思えない足の長さにため息です)。また、“脱ぎ”イメージのない、カン・ドンウォンの上半身裸のお宝ショットも見られます。33歳になっても子どもより子どもっぽい父親姿も、なんだか妙にリアル。カン・ドンウォン自身35歳ですから、等身大の父親像と言えるかもしれません。憧れのアイドル(少女時代から派生したテヨン、ティファニー、ソヨンからなるユニット“テティソ”が実際に出演!)に会って鼻の下を伸ばしたり、息子アルムと友達親子の関係を築いたり。それでも、アルムの治療費を稼ぐために必死に働き、ふと見せる息子への表情には“父性”も覗かせます。自分達よりも先にどんどん老いていく息子を目の前に、必死に、そして最後まで愛情を尽くす父親カン・ドンウォンの姿を見ていると、「子どもが親を親にする」のだな、と思ったり、「親にとって自分はどんな存在なのか」とふと考えてみたり、自身の「家族」について考えるきっかけをくれることでしょう。親である人もそうでない人も。結婚してる人もしていない人も。本作で切なくも優しい思いに浸ってみてください。ラストに近づくにつれて涙が溢れ出てくるかもしれませんが、この涙が物語の感動の涙なのか、「いつの日かカン・ドンウォンも結婚して父親になる日が来るのか…」という悲しみ(?)の涙なのかは、是非劇場で確かめてみてください(笑)。
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