アナハイムで開催中の究極のディズニーファンイベント「D23EXPO 2015」にてディズニー社に多大な貢献をした人物に贈られる称号“ディズニー・レジェンド”の授賞式が行われ、『スター・ウォーズ』の生みの親ジョージ・ルーカスが人気ドロイドR2-D2、C-3POと共に登壇し、会場は大盛り上がりとなった。史上空前のエンターテイメント『スター・ウォーズ』の最新作にして、その新たなる3部作の第1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開を12月に控える中、行われた今回のイベント。現在までにも最新映像や新キャスト情報が発表されるたび、その熱狂はすぐさま世界中を駆け巡り、世界中で話題となっていた。今回もジョージが新作について何か口にするのではないかと注目を集めていたが、ジョージは登場するや「誰も知らない秘密を一つ言おう。それは…グーフィーにはジャー・ジャー・ビンクスがインスピレーションを与えている事にみんな気が付かなかっただろ?」と語り、「長い間、『スター・ウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』をもっとパークに作ってもらおうとプッシュしてきたけど、それをやってもらえる唯一の方法は、会社を買ってもらうことだったんだ」とのジョークに、会場は大爆笑に。ディズニー社の関係については「僕は長い間ディズニーと深い関係があるんだ。(ディズニーランド)オープンから毎年行っていてもう60年にもなる。ディズニーはいつも、素晴らしいインスピレーションを与えてくれた。それは僕がディズニーに与えたものよりも、もっと大きなもので言葉に尽くせないほどだよ。僕たちは長い間良い関係だし友達なんだ」とディズニー社が自身に多大な影響を与えていることを明かした。ジョージのほかにも今回授与されたレジェンドは、「くまのプーさん」、『アラジン』、『ライオンキング』、『リロ・アンド・スティッチ』などでキャラクターを担当した天才アニメーターアンドレアス・デジャや、ティム・バートン作品で知られる音楽家ダニー・エルフマンなど、ディズニーに多大な貢献をした人物に贈られた。その中でもサプライズ受賞として会場を沸かせたのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』ほか数々のディズニー作品に出演してきた俳優・ジョニー・デップ。ジョニーは、「僕はなぜいまここにいるのか分からないんだ。本当に。いやあ。でも、ここにいるのはものすごく光栄なことだよ。ジョージ・ルーカスさんや、ここにいらっしゃるほかのみなさんと一緒に、この賞をいただけて本当に光栄です。ものすごく光栄だし、とても大切にします」とコメントした。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は12月18日(金)より全国にて公開。