日本人のソウルスイーツ、かき氷。最近は、台湾やら、ハワイやらのかき氷が上陸するなど、変わり種も増えているが、日本人がかき氷ラバーなことには変わりがない。変わり種のかき氷として、毎年話題になっているのが、東京・品川にある「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」で提供しているかき氷「キャヴィア」だ。ストリングスホテル東京インターコンチネンタルでは、「ザ・ダイニング ルーム」のシグネチャースイーツとしてアフタヌーンティーセット「涼菓 かき氷」を毎年夏限定で提供している。2009年以来、今年で7シーズン目となる今年は、5種(抹茶、ピーチ、キャヴィア、ヤサイトロピカル、ベリー)のかき氷が7月1日(水)~9月13日(日)の期間限定で登場だ。見た目も一風異なっていて、フレーバーシャーベットの上に多種多様な素材をトッピングして、最後に真っ白なかき氷を重ねるスタイルで、グラスのなかに鮮やかな色彩の層が折り重なり、見た目も華やか。話題になったキャヴィアのかき氷は、ヴァローナチョコレートとエスプレッソの濃厚な甘さとキャヴィアの塩気が絶妙で贅沢な逸品。今年は、さらに深い大人の味わいにより進化したバージョンで登場とのこと。価格もひとつ5,000円(税金・サービス料別)というから、もしかしたら日本で一番高いかき氷かも?また、今年の新顔「ヤサイトロピカル」は、アスパラガスとバナナの生姜風味シャーベットをベースに、低温ローストしたビーツと甘く煮詰めた紫芋、そしてナタデココを加え、かき氷を重ねたもの。素材一つ一つが丁寧に味付けされている手間暇かけた逸品。ココナッツ風味のパイナップルシロップをかけて全体を混ぜながら食べ進めると、味の変化も楽しめる。ヤサイなだけに、食事としてもぴったりの「ヤサイトロピカル」。ディナータイムにオーダーでき、かき氷の「ヤサイトロピカル」を前菜に、パスタ、メイン料理、デザートと続くコースメニューも用意している。かき氷とシャーベットが程よくとけた頃に、お好みでシャンパンを注ぐサービスも楽しめる。優雅なシャンパンかき氷で、うだるような暑さも吹き飛ばしたい。ぜひお試しあれ。