ここ数年、トップモデルのようなスレンダーなタレントに加え、お笑い芸人の渡辺直美や柳原加奈子、「森三中」など“ぽちゃカワ”と呼ばれる、ちょっぴり(?)太めでキュートな女性タレントがバラエティ番組などでは引っ張りだこ。さらに海外では、「All About That Bass」が世界各国で大ヒット中の“ぽちゃカワ”シンガー・ソングライター、メーガン・トレイナーも大人気。
オーストラリア育ちの彼女は、劇団「オーストラリアン・シアター・フォー・ヤングピープル」を卒業後、若き俳優志望の学生のためにニコール・キッドマンが出資した奨学金を得て、NYに。そのセンスを活かし、コメディエンヌとしてだけでなくプロデューサー、脚本家としても能力を発揮。『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(’11)で端役ながら注目を集め、キルスティン・ダンスト主演の『バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!』(’12)で大役を熱演し、知名度が急上昇。今後は、アマンダ・セイフライド共演の『The Social Life』(原題)や『トランスポーター』のルイ・レテリエ監督、ペネロペ・クルス共演の『Grimsby』(原題)に出演予定だ。
1996年にミュージカル「MartinGuerre」の端役で舞台に立ち、プロの俳優としてデビュー。その後、自ら脚本を執筆して出演したBBCのシットコム「Gavin&Stacey」で2008年の英国アカデミー賞テレビ部門「最優秀コメディ演技賞」(英語版)を、2012年に「One Man, Two Guvnors」でトニー賞演劇部門「主演男優賞」を、2015年に大英帝国勲章のオフィサー(将校)を授賞している。今後も、ニコラス・ホルト主演の『Kill Your Friends』(原題)やマギー・スミス&ドミニク・クーパー共演の『The Lady in the Van』(原題)に出演している。