上映会場に移動して、サンドイッチを食べながら列に並び、14時からコンペのフランス映画で『Marguerite and Julien』へ。監督は『私たちの宣戦布告』のヴァレリー・ドンゼリ。とても楽しみな監督なのだけれど、昨日の業界誌に載った批評が意外に悪かったために心配を抱えながら見てみると、んー、やはりダメだった…。
1本も見られなかった昨日とはうって変わり、本日は次の21時半も引き続きコンペ。ジャ・ジャンクー監督新作『Mountains May Depart』(英題)。三部構成の展開で、冒頭の三角関係の描写にいささか乗り切れないまま見続けていると、やがてジャ・ジャンクーのさすがの仕掛けとダイナミズムに持って行かれる。さすがだ。