夜に動き出す博物館の展示物たちと警備員ラリーの冒険を描き、大ヒットとなっているシリーズ最終章『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』。このほど、本作で中世の騎士を好演し、シリーズに仲間入りを果たした英国俳優ダン・スティーヴンスのインタビュー映像が到着。ベン・スティラーや故ロビン・ウィリアムズら“家族”のようなキャスト&スタッフとのかかわりや本作への想い、自身も幼少のころから足を運んでいたという大英博物館での撮影などについて、たっぷりと語っている。シリーズ第3弾にして最終章となる本作で、博物館の仲間たちを襲うのは史上最大の危機。展示物に魂を吹き込んでいたエジプト王の石板〈タブレット〉が魔法の力を失ったら、みんなが二度と動けなくなってしまう! 夜間警備員のラリー(ベン・スティラー)と仲間たちは最悪の事態を回避すべく、石板の謎の鍵が眠るロンドン・大英博物館へと乗り出していく――。そこで、石板の力で動き出した大英博物館の展示物、中世の騎士ランスロットを演じるのが、ダン・スティーヴンスだ。ハリウッドでもファンの多い人気TVシリーズ「ダウントン・アビー」でブレイクを果たしたダンは、その後、映画界でも大躍進を遂げていることから“第2のベネディクト・カンバーバッチ”との呼び声も高い、いま最もホットな英国俳優のひとり。先日も、2017年に全米公開予定のディズニー実写版『美女と野獣』の野獣役に出演交渉中であると報道され、さらに注目を集めている。そんな彼が、シリーズに加わるきっかけとなったのは、なんと主人公ラリーを演じるベンが「ダウントン・アビー」のファンだったことがきっかけ。「ダンは、最高だ。ユーモアという点でも素晴らしい力になってくれた。それだけでなく、ランスロットのストーリーは、感動を呼ぶ形で僕たちのストーリーと結びつくが、初めに予想したものとは違う方向へ進むことになる」と、最終章となる本作で重要な役どころを演じたダンを絶賛する。到着したインタビュー映像でも、自身が演じたランスロットを「冒険好き」「手当たり次第に首を突っ込む」「向こう見ずに突っ走るタイプ」と分析しているが、どのように石板の謎を追うラリーたちのストーリーに結び付き、感動を呼ぶことになるのかは気になるところ。また、本シリーズの大ファンだというダンは「本作には、たくさんの新しい要素と、人々に人気の見慣れた部分も盛り込まれている。ものすごく笑えると同時に、とても感動を呼ぶ素敵な映画だと思う。実際に信じられないほど、感動した」と語る。映像中では、ベンやロビンとの共演や、撮影現場でのアドリブのやりとり、それらをまとめた監督のショーン・レヴィについても語っており、その想いのアツさには胸キュン必至。ダンも子どものころから通ったという大英博物館を舞台にした、躍動感にあふれるアクション・アドベンチャーと、父子の愛、出会いと別れのせつなさが同居する本作を、心から楽しんでいた様子だ。『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』は全国にて公開中。