米アニメ映画『ミニオンズ』の日本語吹き替え声優が3月5日(木)に発表されて、すでに出演が報じられた天海祐希に加えて、「バナナマン」の設楽統と日村勇紀、人気子役の藤田彩華ちゃんの起用が明らかになった。設楽さん&日村さんはコンビで、親子役を演じる。ユニバーサル・ピクチャーズ史上NO.1の全米興行収入を叩き出した『怪盗グルーのミニオン危機一発』から、バナナが大好きな“黄色いやつら”を主役に迎えた本作。同日、都内で会見が行われた天海さんら4人が勢ぞろいした。天海さんは最強のボスを探すミニオンたちが出会う世界初の女性の悪党、スカーレット・オーバーキルを演じることになり、「最強最悪の女ボスという(笑)役どころを、楽しみながら演じたい。ファンの方もたくさんいるので、期待を裏切らないよう頑張りたい」と抱負を語った。オリジナルの英語版では、女優のサンドラ・ブロックがスカーレットを演じており、「私にとっては雲の上の人なので、同じ役を演じられるなんて夢のよう。タフでカッコ良く、でも繊細で女性らしい可愛らしさを持った女優さん。もし会えたら? ご挨拶させていただくので精いっぱいです」と恐縮していた。ミニオンズが旅の途中に出会う父子を演じる設楽さんと日村さんは、「キャラクターの外見も僕らに似ていて、運命を感じる。日村がまともな人間役を演じるのは、初めてじゃない?」(設楽さん)、「人間役をNGにしていたわけじゃないんですが、いままではモンスターが多くて…。まあ、僕にとって設楽さんは、相方であり父親なので」(日村さん)とコンビでの親子役に意欲を燃やした。また、ヨーグルトのCMでブレイク中の彩華ちゃんは、日村さんと“兄妹”役で声優に初挑戦! 「ミニオンズが大好きなので、(声優に決まって)ビックリしたけど嬉しいです」と喜びを語ったが、兄を演じる日村さんとは実年齢で35才差もあり、目を白黒させていた。『ミニオンズ』は7月31日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。