ジョージ・クルーニーの主演で贈る、ウォルト・ディズニーが遺した“最大の謎にして最高のプロジェクト”の映画化『トゥモローランド』(6月6日公開)。このほど、ハリウッドの伝説的なデザイナーが描いた、まさにディズニーランドの“トゥモローランド”のような本作のコンセプトアートが解禁となった。本作の発端となったのは、ウォルト・ディズニー社の保管庫に眠っていた「ウォルトの夢」ともいえる大量の資料。ウォルトは1955年にカルフォルニアにディズニーランドを作って以降、全世界にテーマパークを造り、晩年は未来都市ともいえるEPCOT(実験的未来都市:Experimental Prototype Community of Tomorrowの頭文字を取った造語)も作ろうとしていたという。今回、このコンセプトアートを描いたのは、『ブレードランナー』のデザインで注目され、『ミッション:インポッシブル3』『エイリアン2』などハリウッドの伝説的作品を手がけてきた天才デザイナー、シド・ミード。富野由悠季が総監督を務めたアニメ『∀(ターンエー)ガンダム』の主要なモビルスーツなどのデザインを手がけたことでも知られている。公開されたコンセプトアートから分かるのは、ウォルトが描いた理想の“未来”についての考えが反映されていること。その流線的な造型は、誰もがどこかで目にしたことがあるようなデザイン。ディズニーランド内のテーマパークの1つとして知られている“トゥモローランド”そのものだ。いまだ本作のストーリーや設定は明らかにされていないが、このビジュアルからはウォルトが夢見ていた未来都市構想が垣間見えてくる。本作の監督と脚本を務めた『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のブラッド・バードは、「“未来”の素晴らしい面と怖い面はなんだったのか? この映画の製作にあたり、“未来”とはどういうものだったのか?という疑問を掲げることから始めた」と、まず、ウォルト・ディズニーが描く未来で起こる出来事に想像を膨らませたことを語る。さらに、製作と共同脚本を務める「LOST」『スター・トレック』などのデイモン・リンデロフは、「ウォルト・ディズニー自身は映画には出てこない。だが、このトゥモローランドと呼ばれる謎めいた世界に関わる偉大な人物として引き合いに出されることになる」と、その秘密の1つを明らかにした。ウォルトは生前、こんな言葉を遺している。「誰もが世界中で最も素晴らしい場所を夢見て、創造し、設計して作り上げることができる。その夢を実現するためには、人の力が必要である」と。果たしてウォルト・ディズニーが“未来”に託した極秘プロジェクトとは何だったのか? ディズニーランドとはどんなかかわりがあるのか? その全貌が明らかにされるまで、今後の続報に注目していて。『トゥモローランド』は6月6日(土)より全国にて公開。
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