フジテレビの連続ドラマ『ゴーストライター』を見た新垣隆氏が自身の体験と照らし合わせて感想を語る動画の第3篇が公開された。劇中のシーンに対し、「非常に思い当たる。痛みに近い感じ」など、複雑な胸中を示している。 ドラマ『ゴーストライター』は、中谷美紀演じる小説家が、水川あさみ演じるアシスタントに、自身の“ゴーストライター”として代筆させることが大きな筋書きとなっている。このドラマを、昨年作曲のゴーストライター問題で話題となった新垣隆氏が視写し、その感想を語る動画が同番組公式サイトにてこれまでに2篇公開され、このほど第3篇が公開された。 今回視写したドラマの第3回は、ゴーストライターが“誕生”した回。小説家の名前で、アシスタントが書いた作品が初めて雑誌に掲載されることになり、新垣氏は、そんなシーンを見ながら「アシスタントの表情が理解できる」と語っている。「非常に思い当たるところがあった。痛みに近い感じを自分の場合も覚えた。ズキンとくる」と述べ、その後、「非常に多くの方に音楽を届けられることは嬉しかったが、自分がやっていることが良いことなのか悪いことなのか、わからなくなる。自分の体験と照らし合わせて複雑な気持ちになるシーンがたくさん出てきた」と続けた。 ドラマ『ゴーストライター』は、フジテレビ系で毎週火曜日午後9時から放送中。